ツヴォイ式お絵描き086「スティーブ・マックイーン」24
「スティーブ・マックイーン」のプライベートフォト写真集は何冊か所有していて、時折開いては、
穏やかで優しい笑顔の中にも、目の奥の寂しさも感じたりして、
絵になってしまう人は、何気ない瞬間でも、絵になってしまうのだなぁ、と、
気づけば、長時間過ぎ去ってしまっています。
そういう時間は幸せな時間なのだと思います。
絵になる瞬間をプロが撮っているから絵になるのか、
どの瞬間を切り取っても、絵になる人だから絵になるのかは分かりませんが、
いちいち意図して、自分をより良く撮ろうとする私などとは、雲泥なわけで(苦笑)、
まぁ、そうやって比較することそのものが、そもそも不遜とも言えるのですが(苦笑)。
本人が意図していない領域に、他人から見たら大きな魅力や価値があるというのは、
ビジネスシーンにおいても、また人の新規事業を考察する時にも、必ず見ていこうとするわけで、
だとしたら、もしかしたら私にも、マックイーン並みの、意図していない魅力や価値があるのかも知れないと、
思いを馳せる時間が幸せなのかもしれません(笑)。
そして、見え透いた自分のあざとさを稚拙に思いもします(苦笑)。
ツヴォイ式お絵描き085「スティーブ・マックイーン」23
もともと寒がりな私としては、こうも寒くなるとムートンジャケットが無性に着たくなるのが楽しみで、
結局、寒いのは嫌いではなく、好きということになるわけですが(笑)、
ムートンジャケットと言えば、そこはもうそれ、「スティーブ・マックイーン」なわけです(笑)。
もともと嫌いな対象であっても、それを凌駕するほどの好きの対象があると、丸まって「好き」という単純な塊になるというのは、
そもそもが面倒くさい連続でしかない業績アップの手法一つ一つをも凌駕するほどの得たい何かがあれば、
どんなに面倒くさいことでも嬉々としてこなす、ということも同義かと思うと、
ビジョンやモチベーションというのが、前提としていかに大切かということが良く理解できます(笑)。
マックイーンのムートンジャケットスタイル(B-3)が、ふんだんに登場する映画は、
「戦う翼」(原題:The War Lover・1962年・アメリカ・イギリス映画)
で、冒頭シーンから当時のフライトジャケットの名品の数々が、マックイーンはじめ共演者や大勢のエキストラの人達が着ていて、たくさん出てきます。
作品的には、私はあまり好きではありませんが、見所はマックイーンのレザージャケットスタイルと、狂気に満ちた役どころの見事な演技で、
それがやはりカッコいいので、結局好きな映画の一つになっているという(苦笑)、
まぁ、同じ論法で「丸まって好き」ということで(笑)、
マックーインなら何でもかんでも、こうして経営論に強引後付けで学びへと昇華させてしまうわけです(笑)。
今のうちに、引きこもっていても、オーバースペックだろうと、ムートンジャケットを着ておくことにします(笑)。
ツヴォイ式お絵描き084「スティーブ・マックイーン」22
私が、レザージャケット・ジーンズ・ブーツに代表される、ラフでタフなアメリカンカジュアルスタイルに長年に渡って傾倒し、憧れを持っているのは、
「スティーブ・マックイーン」の影響であることは明らかですが(笑)、
ビジネスシーンにおけるスーツスタイルも、実は、マックイーンに影響されていて(笑)、
マックイーンのプライベートフォトはもちろんながら、一番は、
映画「華麗なる賭け」(原題:The Thomas Crown Affair・1968年・アメリカ映画)
のしびれる程に決まっている、マックーインのダンディなスーツスタイルの影響です。
私にとっての最大の見所は、全編に渡るマックイーン・スタイルで、
邦題の「華麗なる」は、まさしく「華麗なるマックーイン・スタイル」と置き換えても過言ではありません(笑)。
共演の「フェイ・ダナウェイ」も、当時としては新しい70年代の最先端で、もう着替える着替えるで、いい女の一人オンパレード(笑)。
「荒野の7人」「大脱走」に代表される、それまでのアクション映画とは一線を画す「サスペンス・ラブ・ストーリー」で魅せ切るマックイーンのギャップに惚れ直してしまう映画です。
驚くのは、68年当時のスタイルに関わらず、今なお新鮮でスタイリッシュを感じさせてくれるところで、
故に、個性的でありながら永く愛されるというところ。
「ギャップ」・「普遍性」・「独自性」
というそもそもが二律背反いるそれぞれが、一つの中で同居しているというのは、
ビジネスにおいても、リーダーのキャラクターにおいても、学ぶべき本質ではないかと思うわけです。
というか(とういうことはと言うべきか)、私の場合は、人生の何から何まで、マックイーンの世界に影響されているということなのでしょうね(苦笑)。