ツヴォイ式お絵描き054「アントニオ猪木」08


アントニオ猪木の、ここ一番の大勝負で、最後の最後に出す必殺技と言えば、「ジャーマン・スープレックス」です。

対「ストロング小林」戦(1974年3月19日・蔵前国技館)

の、小林の全体重が乗っかって両足が浮いた一発はあまりに有名ですが、

当時9歳の私は、実はこの試合をリアルタイムで観れていません(苦笑)。

第2戦(1974年12月12日)の対決時は、血眼になって観ながら、なんで兄弟で戦っているんだろう?と思っていたわけで(笑)、

何故この有名な試合は観れていなかったのか、我ながら未だに謎です(笑)。

大学時代のプロレス研究会の先輩のMさんが会報誌で、

「この人ほど強いのか弱いのかおぼろな人はいない。」

とアントニオ猪木のことを書いている文章にとても共感した記憶があります。

この当時の猪木の名勝負の全ては、ホントにそんな印象が強く、

強いと信じていたあの猪木が、勝てるのか、負けてしまうのか、引き分けるのか、ドキドキ・ハラハラさせられて、一瞬も目が離せないような魅力に溢れていました。

今でも、未来に向かって全力で挑戦する人の姿に共感し、魅力を感じ応援したくなる、そして、自分自身もそうありたい、という明確な価値観が私にはあって、

アントニオ猪木は、人間本来の心理というものを理解していたのか、

私が猪木に影響されて後天的な価値観を持ったのか、

それは分かりませんが、

どうあれ、人生の価値観に対して大きな影響を受けていることは確かであり、故に偉大であると信じているのだと思います。

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