ウルトラマン繋がりで、もう一つ。

ウルトラ兄弟の中で一番好きだったのがウルトラセブンでした。

真っ赤なスーツに、アイスラッガーが勇ましい銀面の顔面に、首から胸元に至る銀のプロテクターが洗練されてイメージで、

ウルトラマンよりも、より科学的で近代的・シャープでカッコいい印象を子供心にもって、以来、そっくりそのまま大人になっています(笑)。

物語も、地球を宇宙人からの侵略から守るというのが全体のテーマになっていたようで、

時に、メトロン星人や、ノンマルトの使者、ギエロン星獣の回に代表されるような、メッセージ性の強い放送回も多く、

子供心に、まるで大人の観る番組を見ているようで、ウルトラマンよりちょっぴり大人になれた気がしたものです。

実際、今、大人が観ても考えさせられるような大切で深いテーマが隠されていて、当時の製作者の方々の大人の本気の番組作りが伝わってきます。

とは言え当時は、小学生のチビ助ですから、単にカッコいいヒーロー大活躍が楽しみだっただけですけどね(笑)。

ウルトラマンとウルトラセブンは別物のヒーローなのかも身内なのか他人なのかに悩む子供でしたが(笑)、

次の番組「帰ってきたウルトラマン」では、対ベムスター戦での新マンのピンチに、ウルトラセブンが助けにやって来てくれて、私の悩みは見事に解消されるわけです（笑）。

助けにきた、そのカッコいい姿には血沸き肉躍りました(笑)。

今でも当時のウルトラセブン放送の名場面写真を見ると、心躍りますね。

別格のヒーローです。