ツヴォイ式お絵描き011「スタンド・バイミー」01
夏休みの映画と言えば、スタンド・バイミーです。
1986年のアメリカ映画。
1959年のオレゴン州の田舎町キャッスルロックに住む少年4人のひと夏の冒険のお話です。
1950年代のアメリカが舞台、というだけで、当時のファッションや原風景への興味程度で観た映画でしたが(苦笑)、
遊び仲間の4人ですが、純粋な心の中にも、それぞれに心に傷を負っていて、
一泊二日の様々な冒険の旅を通して、大人へとなっていく過程が描かれている、
とっても素敵なお話でした。
「僕って変かな?」
「人はみんな変わってるさ」
「ぼくは一生この町にいるのかな」
「何だってできるさ」
純粋な子供達の素直なセリフの数々は、
大人にこそ響く、少年の頃に忘れてしまった大切なこと思い出させてくれます。
20代で観た時よりも、40代、50代になった今の方が、私には心に響く映画で、名作と言われているのに納得します。
おススメですね。
しかし、出てくる悪いお兄ちゃん達が履いているジーンズの、
太さやシルエットや腰の位置や色落ちの雰囲気が、
どうも80年代っぽくて、そういう、一般にはどうでもいいような細部がいつも気になるんだよなぁ(笑)。
って結局そこかい(苦笑)。