ツヴォイ式お絵描き012「リトルダーリング」01

男の子の夏休み映画が「スタンド・バイミー」なら、

女の子の夏休み映画は「リトルダーリング」。

1980年のアメリカ映画で、当時大人気だった「テイタム・オニール」と、

日本では無名ながら、キュートな不良娘を演じてこの後人気が出た「クリスティ・マクニコル」のコンビが主演。

15歳の二人が、小学生から高校生の子供対象の、夏のサマーキャンプで、

エッチ初体験を題材に、お嬢様と不良娘の対比の中、

青春像を爽やかに可愛く描かれている映画です。

 

当然、テイタム・オニールがお目当てでしたが、共演のクリスティの方が、やけに印象に残った記憶があります。

若き日の「マット・ディロン」も登場します。若いころから圧倒的にセクシーでカッコいい。

 

当時、中学3年(15歳)の私は、友達と三人と連れ立ってこの映画を観に行きました。

なんで、わざわざ、この映画だったのか憶えてませんが、

恐らく中三の坊主が正々堂々と観れる青春映画だったけど、

期待はエロい映画だったのではないか?と(苦笑)。

思春期の苦肉の策ですね(笑)。

 

内容は、エロいどころか(笑)、思春期の女の子の友情物語が、爽やかに素敵に描かれていて友情物語で、

私の不純な期待は見事に裏切られる(笑)名作のハードルを十分に越えていました(笑)。

 

同い年の女の子の設定だったわけで、まだ「おぼこい」私は、アメリカの女の子ってのは、

考えてることも行動も、こんなに大人びて進んでるんかい!?と驚愕するわ(笑)、

同じキャンプでも、入っていたボーイスカウトとはまったく違うセンスの良さにアメリカを感じたり、

自分とは大きくかけ離れている現実をつきつけられるは、

アメリカの文化や風景に対する憧れが増すわ、

思い出深い映画です。

 

オッさんになった私は、夏休みとか盆休みとか、そんなもん、すでにどうでもいいけど(笑)、

子供や若い人達は、皆がかけがえのない経験と、人生に刻まれるような楽しい想い出ができる夏休みになるといいですね。

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