ツヴォイ式お絵描き018「オードリー・ヘプバーン」02
私は高級ブランドや宝飾ブランドにはほとんど興味がありませんが、「ティファニー」だけは別格の思い入れがあって、
それはオードリー・ヘプバーン主演の「ティファニーで朝食を」の影響が大きいからだと思います。
早朝のニューヨークのティファニー本店の前で、ジバンシィの黒いドレスで、クロワッサンをおもむろに頬張るギャップの演出は、
ヘプバーン演じる、ホリーの大人の魅力と、自由奔放でお茶目な女性の魅力が炸裂して、
アメリカにはこんなに美しくて素敵な女性がゴロゴロなんて、なんつぅとこなんだよ?(笑)と、子供心にテレビの向こう側に憧れました。
この映画は1961年作品ですから、私が生まれる前の映画であることや、
この時、ヘプバーンは32歳で一一児の母親で、でもそんな風には微塵も感じさせない可憐で大胆な演技だったことは、
私が大人になってから知って、なお驚きました。
ヘプバーンの不滅の名作と呼ばれているのは納得がいっていて、私の中でも不滅ともいえる色褪せない輝きがずっと残っている素敵な映画であり、素敵なヘプバーンです。