迷ったら一旦決めるまでは考えた方がいいね
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人の心の中というのは、きっと、いくつも顔があるわけで、
他人を見ていて分からないのはいいとして、最も分からないのが自分のことだったりするわけで、あっちに行ったりこっちに行ったり迷うんでしょうね。
私のビジネス観においては、
「どっちに行ったら儲かるのか?」っていうのは大いに迷ったりしますが、
「どっちが面白ろそうか?楽しそうか?」というのは迷いませんね。
答えは出やすい。
その上で、ビジネスである以上は、ちゃんと利益が出るかどうか?それはどれくらいの期間で?等を考えたりします。
ビジネスである以上は、どっちから入ろうが、どっちも必要なわけで、
ただ、入り口がどっちかというのはとても大きな違いのような気がします。
「ビジネスなんだから儲かった方が面白い。」という人もいるでしょうし、
「自分が面白いと思ったことで儲かったら嬉しい。」という人もいるでしょうし、
その二つは、似たような業種業態でも、傍から見たビジネスモデルはまるで違ってきます。
私個人としては、零細・個人に与えられた唯一の権利は「自分の好きを追求できる」ことだと思っていて、
属人的になればなるほど、大手の参入障壁は高くなるわけで、個人の「面白い・好き」に行った方がいいと、今のところはそう結論づけています。
ただ、まぁ、「個人」に向かえば向かうほど、魅力的な人と、全然ダメな人が現実にはいたりして、その問題はどうすんだ、ってなことになったりもしますが、
それくらいは自分をしっかり見つめて、迷わずに自分で決めなはれよ、と思うわけです(苦笑)。
私の場合は、結局のところ「自分では分からないということが分かっている」(笑)という訳のわからない結論ですから、
迷ったりしたら、よくよく考えて、「一旦は決める」とこまで考えます。
「決める」と言うと、永遠に続くかのような強迫観念にかられますが、「一旦決める」のであれば、その後変わったとしてもいいわけで、
でも「決めている」のだから、一応「決める」という意思決定するとこまでは、それなりに考えるわけです。
伝わってますかね??(笑)
私の経験則では、一回一回ちゃんと決めたかどうかというはとても大きいような気がしています。
「こう決めた。なぜならば・・・・。」という理由や根拠・論拠が言えるかどうかまでは考えた方がいい。
ここに来て、人生をどう生きてきたのかは、誰もが問われる時代なんじゃないかなぁ、と思うのですが、
でも、考えてみれば、いつの時代もそれは変わらないことなんだから、今にはじまったことじゃないんでしょうね。
なんてことを、あっち向いたり、こっち向いたりしているアフリカの何とかって国の原住民のアーティストが創った創作物を見ながら思うのでした。