憧れと絶望のファッション哲学⑤(苦笑)・「レオパード柄ファラオジャケット」

映画「アメリカン・グラフティ」を18歳くらいで観て、
青春映画の金字塔のように言われていたその内容は、当時は、その評価される意味は全くまったく分からなかったけど(笑)、
物語に出てくる「ファラオ団」が来ていた通称「ファラオジャケット」のカッコ良さだけが記憶に残り、
以来、ファラオジャケットは数着手に入れてきました。
中でも、行き過ぎた感のある「レオパード柄」は劇中のそれとは素材は違うものの、イカれた感じにやられて、手に入れて、
今は、「アメリカン・グラフティ」の映画を観ながら、ビジネスに置き換えてるセミナーで衣装として着用していますが(笑)、
本当は、クリスマスの日に、これを着て「メリークリスマス」と言って、素敵な女性にドン引きされたいと思っていて、
でも、その勇気も相手もなくて、60歳になった今でも、まだできずにいます(苦笑)。
イカれたように見せたいのに実は普通のオッサン、という現実は、我ながらイタイです(苦笑)。
クリスマスから学ぶ経済学⑨『人は自分が欲しいモノが欲しい、いらないモノはどれだけあってもいらない』(苦笑)
子供の頃、私は「仮面ライダーの飛び出す絵本①巻」を持っていました。
サンタクロースに「②巻」をお願いしていました。
クリスマスの日に枕元にプレゼントが置いてありました。
見るからに「仮面ライダーの飛び出す絵本」の形状のクリスマスの包装紙を見た私は喜び勇んで開けました。
中から出てきたのは「仮面ライダーの飛び出す絵本①巻」でした。
瞬時に、数日前にデパートで母親に、「②巻」をねだった際に
「クリスマスにお願いしなさい。」
と言われ、何となく不安な気持ちになった(笑)記憶が蘇りました。
サンタクロースはいなくて、正体は適当な記憶力の親だということや、
相手の話をよく聞くという前提がないと、悲しい思いにさせるだけということを理解しました(苦笑)。
人は、自分が欲しいモノが欲しいのであって、いらいなモノがいくらあってもいらない、
大人になってからの、相手が欲しいモノを差し出すことがビジネスの原理原則ということを、私はクリスマスの原体験から学んでいました(苦笑)。
メリー・クリスマス。
欲しい人から、欲しいモノが届きますように(笑)。