圧倒的に華やかで古典的でアメリカンな方でした
私の中での昭和プロレスの灯が消えかけていた1980年にやって来て、
黄色いタイツに七色のマントを羽織って登場し、いかにも大きくて、華やかで、アメリカンな匂いをプンプンさせるプロレスラーでした。
初来日のTV初登場のストロング小林戦、
第一回MSGタッグリーグ決勝戦の、スタン・ハンセンとのコンビでの、猪木・バックランド戦、
2000年代に入ってスーパースターになってからの、福岡でのグレート・ムタ戦と、
強烈に記憶に残っている試合や、
1984年の「第二回IWGP」の猪木との決勝戦、伝説の蔵前国技館の暴動寸前事件の時は、
私は会場で生観戦していたのも思い出されます。
そのどれもが、圧倒的で華やかでアメリカンで古典的でした。
私の事務所のディスプレイで、なかなか納得いくものがないプロレス・フィギュアの中で、
唯一、長年鎮座してくれているプロレスラーが「ハルク・ホーガン」。
別格の思い入れがあるプロレスラーでした。
ご冥福をお祈りします。