欲しい実績があったり、何か成し遂げたい状態や目標があるなら、

すでにその対象の実績を持っている人に、どうしたらできるようになるのかを聞いたり教えてもらうのが一番いいでしょう。

 

富士山に登りたいなら、何度も登ったことのある人に聞くのが、経験者ならではの具体的な知識や行動を教えてもらうことができるし、

社内で営業成績を上げたいなら、実際に営業成績を上げ続けている人ならではの具体的行動を知ることができるし、

会社の業績を上げたいなら、実際に業績を上げたり逆転した経験の持ち主が、よりリアルな情報を持っていると言えます。

実績を持った人を、よくよく観察することによって、実績のある人が、特に自覚せずにやっている考えや行動や所作があることも分かってくることもあって、

実はここに、自分にとっての最大のヒントがあったりします。

 

逆に、影響力を持ちたいなら、自分の実績を具体的に開示することが、相手にとって分かりやすくなる情報ということになります。

 

まぁ、これくらいのことなら誰もが分かってはいることなのでしょうが、

でも実際には、自分が聞きたい人に聞いたり、聞いてくれそうな人に聞いてもらいたがったり、聞きやすい人に聞きに行ったりするというのがあって、

要は相性の良い人のところに行きたがるのが現実だったりするし、人間というのはそういうものだとも思うのです。

 

私の経験則でいうと、どんなに高い実績を持っていても、合わない人は合わなくて、実績に対する行動に繋がりにくかったり、

どんなに気が合う人でも、仲良しになるだけで、実績に対して効果は出なかったりすることはたくさんありました。

 

① 一緒にいて楽しくて、結果、実績がつけばいいのか、

② 実績ある人の中から、大好きな人を選ぶのか、

それは人それぞれなのだとは思いますが、成果を出したいなら、どちらで行くのかの順番は先に決めておいた方がいいでしょうね。

今の私の結論でいうなら、実際に成果を出している人は、当然でしょうが②の方が圧倒的に多いです。

 

「実績」と「相性」という２つが、完璧に一致する人に出会えるかどうかは、口でいうほど簡単ではなくて、

まずは実績を持った人をどれだけ知れるか？

そこから相性が合うか合わないか？

の確率論になりますから、出会えるまでにかなりの時間を要するとも言えるし、

合うか合わないかは、一定期間、やり切ってみないと分からないですから、

そう考えると面倒と言えばかなり面倒なので、よって、目的展開できるかどうかは、効率面からいっても、とても大切な思考なのでしょうね。

 

もし、目標とする実績を持っていて、かつ自分に合った指導をしてくれる人に出会えたら、それはもう僥倖というか宝だと思っていいでしょうね。

 

もし、実績を創りたいなら、まずは、先に実績を上げた経験のある人の数です。

それが適切な順番と言えるでしょう。

 

ということで、今年はたくさんのサンタさんがいてくれそうな場所があったので、

その中から、誰からプレゼントをもらいたいのかを真剣に考えたいと思うのでした（笑）。