行動し続けるだけの動機があるかが最も大事

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「あれをやったら面白そうだ。」「これをやったら上手く行きそうだ。」と構想したり思考したりすることはとても大切です。

脳というのは、基本的に、できるだけ疲れないように疲れないようにするようにできているらしく、「考える」というのは疲れる作業なので、放っておくと思考することを避けようとします。

成果を出す上での段階は、

①思考→②行動→③成果

の順であり、確率は順に低くなっていきます。

よって、どうしたら上手く行くのかを考えた場合、確率論からいえば、まずは思考の数を増やしまくることとなります。

じゃあ、どうすれば思考していると言えるかと言うと、

①情報を収集する→②情報を編集する→③情報を発信する

の3つをできるだけ数多く繰り返すしか手はないと思っています。

この段階を、ここでは「思考」するとしておきましょう。

要するに、何か考えて、「こうしたらいいんしゃない?」と誰かに話すところまでの段階、とにかく案を出しまくるというやつです。

口に出してみる、書いてみるというのは情報発信の一つです。

 

この段階で、一つ・二つ程度なら誰もが取り敢えず案を出しますが、数を出すとなるとほとんどの人が止まってしまいます。

どんなに馬鹿げていると思えても、自分は何も言わないくせして批判だけしてくるアホがいたとしても放っておいて、とにかく数を出しまくることを目的に、いくつもいくつも出して、大事なのは書き出してみることです。

 

しかし、本当の問題はここからだと思っています。

たくさんの案が出たとしたも、その中からたった一つでも実際の「行動」に進めること、それを続けることの方が難関です。

と、経験上、私は思っています。

考え付いたことを実行してみることのハードルの高さは、やってみたことのある人なら誰でも分かると思っています。

「毎日トイレ掃除しよう」「毎日走ろう」「毎日ブログを書こう」「毎日手紙を書こう」「毎日POPを書こう」・・・・、等々、書籍やセミナー・勉強会等で、成功者から教えてもらえる「誰でもできる◯◯の法則」系の指導というのは、いたってシンプルです。

でも、できない。

やらないのか、できないのか、知らないけど、とにかくできないものはできない。

スゲー難しかったり、一定の能力がないとできないことならいざ知らず、一見簡単そうに思えるシンプルなことすらできない。

まず、最初の一歩が出ない。

例えば、トイレ掃除をしようと思ったとしても、道具はどうしようとか、服がビチャビチャになるからどうしようとか、そういう準備段階からハードルがあると言えばあって、日常のルーティーンもあるから先延ばしする。

POPを書くにしても、ペンはあったっけ?書く紙がないや、となるから実際の最初の行動に至るまで手間がかかって先送り。

それなら毎日ブログを書けそうだぞ、と思っても、ブログの設定から始めないといけない、いざパソコンを前に改めて考え出すと書くまでに至らない、書き出しても進まない、明日から書こうと先延ばしになる。

最初の一歩の行動だけでも、最初は結構なハードルがある。

挙句、一歩目を出せたとしても、一定期間、例えば3年とか続けるとなると、もう、天竺に行くくらい気の遠くなるようなことで、これがまたできない。

 

実際に新しいことを行動するというのは、どれくらいハードルが高いかというのは、私自身、これでもかというくらい知っていますし(苦笑)、多くの人はもう知っていることでしょう(笑)。

まぁ、だから、一つ行動するだけで1/1000になれるという説もあるわけでしょうが、それだけいつもの生活パターンを変えてまで行動までするのは難関ということなのでしょう。

 

自分が行動できないことに対して、「自分はダメな奴だ。」と自覚して吹聴する人はいますし、それはそれでそう生きたいならそうすればいいとは思いますが、私は経験上、「人間がダメだからできない」のではなくて、

①そもそも、それをやりたくないからできない。

②やり続けるだけの動機が、そこまではない。

からできないだけで、ダメとも何とも思っていません。

(時々、考えもしないし、よって、行動もしないけど、うまいこと成果だけは欲しがるウンコ以下の奴もいるけど(苦笑)、それはここでは論外(笑)。)

色んな研修に出たりして、一定期間、その研修内容に沿って徹底的にやり切って、クセ付けされるまでという前提を信じてやり切りましたが、結局、研修が終わったらやらなくなったことの方がほとんどです。

ただし・・・・、

と、言うことは、裏を返せば、一旦やろうとした行動に対して、

①行動に「好き」を盛り込んだり、「好き」を組み合わせて、「好き」の比重が圧倒的に大きくなるように努力する。

例えば、ブログで言うなら、本来ブログで書こうと思ったことではなくて、「好き」なことを勝手に書いてしまうということです。

「好き」な画像だけ出して、「今日は書くこと何にもないや。」とか出し続ける(笑)と腹をくくる(笑)。

講演とかコンサル依頼頂いてお仕事してるのに、露天風呂で革ジャンにケツ出したり、口から色んなもん出してみたり、好みのファッションがどーだこーだ、アホな友達のアホ画像出しまくるとか、そんな程度のことを出し続ける(笑)。

ホントはそっちが本題だけど、それではサスガにアホ丸出しで恥ずかしいから、後付けで、何とかマトモなこと書けんかな、と必死に考える(笑)。

そういう感じです(笑)。

 

②その行動をやり続けたら、何でもいいからスゲー嬉しいこととか、得られるメリットが明確にある。

ちょっとやそっとのこでは揺るがない程の何か。

志とか社会性とかそんなご立派なことじゃなくて、もっとここでは書けない程の個人的な欲望じみたこととか、屁の虫とも思えないような下衆なこと(笑)。

カッコよく言えばビジョンとかだけど、リアルに聞いたら欲望だったり目の前の人参ぶらさげられ程度(笑)。

 

まぁ、でもね、私が色々経験させて頂いた結果、やっぱり最後は①「好き」なことか、②やったら何が得られるかがウルトラ明確の二つしか「継続」ができないと思うんですよ。

結局、ここに落ち着くんですね。

それがないと「行動の継続」ができない。

それを、やろうと思った、あるいはやらねばならないことの対象に見い出せるかどうかが勝負ですね。

私はそう思っています。

 

てなことを、「あの矢印、口から出したらおもしれーんじゃねーか?」と思って、でもやったら手間掛かりそうだな、と思いながら、やってみたら案外すんなり行けた(笑)ので、我ながら恐ろしく合点がいって書いてみました(笑)。

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