ツヴォイ式お絵描き089「スティーブ・マックイーン」26

「シンシナティ・キッド」(原題:The Cincinnati Kid・1965年・アメリカ映画)

は、主演の「スティーブ・マックイーン」がポーカープレーヤーとしてトップに挑んでいく様が最高にクールです。

ただ、個人的には、脇を固める女優の一人、

「メルバ」演じる「アン=マーグレット」の端正な顔立ち&キュート&持ち前の最強お色気(笑)で、

ポーカー最強に向かうマックイーン演じるキッドを執拗に誘惑していく様が、

主演のマックイーンを食ってしまう程に印象的で、最高の見所です(笑)。

ビジネスの場では、よく「一点集中」とか「一点集中突破」とか「マインドセット」という言葉が使われますが、

それらは、要するに、一つのことで成果を出したければ「それ以外はやめる」ということだと、私は思っています。

それをどれだけ続けられるかどうかが「集中力」とか「継続力」とかになってくるのですが、

どんなに大論たる言葉は知っていても、煩悩に負け続け(笑)、さらに全てが「面倒くさい」という最強の敵に負け続け(笑)、

刹那的な快楽に翻弄され続けるような現実しかなく、何の成果も得られていない私のような者にとって、

ストイックな心でポーカーで勝ち続けるマックーインですら、一瞬の誘惑に心奪われ、最後の大一番で負けてしまうという、この映画のストーリーは、

人生を考える上で、深く心に突き刺さってしまう示唆があります(苦笑)。

それでも、この映画の「アン=マーグレット」の妖艶な魅力に触れる度、

私には、正攻法で成果など出すことなど絶対に無理だと、自分を理解させてくれるとも言える、私にとっての名作なのです(笑)。

 

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