真意が伝わることがどれだけ大事か私は知っている(笑)
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昔、まだ私が傘屋の3代目だった頃、ある経営者勉強会に所属していて、
そこの先輩でやたら説教好きなオッさんの先輩がいて、
また当時の私は、そういう面倒なオッさんに何故か気に入られることが多くて(苦笑)、
そんな中、ある日、何でか知らないけど、その人の会社に何かのお礼だかご挨拶に行く事態に見舞われたのですが(苦笑)、
またタイミングの悪いことに、その時はヒゲを生やそうと試みてた時で(苦笑)、
経営者としてのあるべき論の真面目な教育指導が大好きなその方からしてみたら、もう
「鴨がネギしょってやってきた」=「ツヴォイかヒゲ生やしかけてやっきた」
状態なんだろうな、と思ったのですが(笑)、
そのどうでもいい数時間の為だけに、やっと生えてきたヒゲを剃るのもヤダなと思って、
どうせ薄いヒゲだから、分かんねーだろ、とタカくくって、そのまま突入したことがありました(笑)。
んで、応接間に通されて、ソファに座って、失礼がないように、ご挨拶しようと顔を合わせた瞬間・・・・・、
「・・・・・君はぁ!、そうやって、ヒゲも剃らずに営業に行ったり、得意先に納品をしてるのかぁ!?」
眉毛ハの字にして(笑)、大きな声の第一声炸裂でした(笑)。
まさしく、完璧120%ののっけからツヴォイは鴨状態、ヒゲはネギ状態(笑)。
もう、その先輩の、嬉しそうなこと嬉しそうなことと言ったら(笑)。
いや、もちろん、顔は怒っていて、呆れて、声は荒だっているんですよ。
だけど、伝わってくるのは、まさしく「歓喜の歌」(笑)。
応接間は、「礼儀だ、マナーだ、相手の気持ちが」の一人大合唱ライブの会場と化し、私は、一人特等席の贅沢な時間を存分に堪能させられるのでした(笑)。
しかし、(あぁ、もう面倒くせぇなぁ、早く落ち着かないかなぁ。)と思いながらも、聞きたくもない、ありがたい説教(笑)をよくよく聞いていると、
どうやら、ヒゲは何故ダメなのか?というのは、「相手に対する身だしなみの意識が欠如している」=「相手に対する礼や感謝の気持ちが欠落している」ことが問題らしい。
んなこと言われんでも分かっとるわい、とは思いながらも(笑)、
どうしても、どうしても、聞きたい気持ちが抑えきれなくて、やめときゃいいのに、聞いてしまったんですよ。
「あの・・・、じゃあ、鼻毛はどうなんですかね?」
ちょっと控え目に、申し訳なさそうな感じで、言ったつもりのんですよ。
私なりに配慮したつもりなんですよ。
でもね、
はい、そこから、単独ライブの第二幕始まりました(笑)。
完璧に始まりました(笑)。
確か、テーマは「君は人の話をちゃんと聞いているのか?」的な内容だったと記憶してます(笑)。
でもね、違うんですよ。
私は、その方を、茶化したんでもないし、ふざけたんでもないんですよ。
ちなみに、その方はハゲてたんだけど、「じゃあ、ハケは?」などと、そんなことは言ってない(苦笑)。
ただ、その人は、人に対する「身だしなみ」についてライブしてたから、私は確認したかったのです。
ただ、ヒゲと鼻毛の違いは何なのか?と。
だって、その人は、
鼻毛が鼻の穴から微妙に出てたんだもん(笑)。
もうね、それが、ライブの間、ずっと気になって気になってしかたなかったんだもん(笑)。
だから、茶化したんでもふざけたんでもない(苦笑)。むしろ、真剣に聞いていた(笑)。
でも、聞けば聞くほど、
ヒゲと鼻毛の何がどう違いのかが分からなくなってきてしまっただけなのです。
でも、そここらまた絶好調ライブが始まってしまって(苦笑)、私の真意は伝えられないまま、時間が過ぎていってしまったのでした(苦笑)。
今でも、あの時のことを思い出すと、心残りと後悔が私の胸を締め付けるのです。
どうして、ちゃんと
「いえ、ちゃんと聞いてないんじゃないです。○○さんの鼻毛が鼻から飛び出てるから、ヒゲと鼻毛は身だしなみの上で何が違うのかをご教授頂きたかっただけなのです。」
と言えなかったのでのか?と(苦笑)。
いつの間にかヒゲが伸びて、鏡を見る度、あの時のことを思い出すのです。
あの先輩は、まだ鼻毛は伸ばし続けているのだろうか?と(笑)。
あの先輩は、いつ鼻毛が伸びていることに気づいて、どうやって切ったのだろうか?と(苦笑)。
そして、その時に、私の質問の真意に、もしかしたら気づいてくれたのだろうか?と(苦笑)。
そして、私は、今、ヒゲと鼻毛の境界線は果たしてどこにあるのか?を
こうして、お会いする方に失礼を承知で、自らで実験しているのです(笑)。
あれから、あの先輩にはお会いしていない・・・・・。
自分のムサいヒゲ面を見ると、なんだか切ない気持ちになるのです(苦笑)。