ツヴォイ式お絵描き080「スティーブ・マックイーン」18
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「大脱走」(原題:The Great Escape・1963年・アメリカ映画)
の何度見ても心臓に鐘を打つ、有名な「有刺鉄線越え」のシーンです。
「バージル・ヒルツ」を演じる「スティーブ・マックイーン」は、
本業がバイクレースと言い切るほどにバイクの操縦には長けていて、
このシーンも自分で演じたい希望はあったものの、あまりに危険ということで、
友人でもある「バド・イーキンス」に代役を依頼し、イーキンス自身もこの映画を機にスタントマンとしてのキャリアで輝くことになったそうです。
子供の頃に、この映画をテレビで観ていて、話の内容は全く理解していなかったと思いますが、
このシーンは鮮明に記憶に刻まれ、その後にマックイーンが、ウルトラマン・仮面ライダーに代わるリアル・ヒーローになっていったわけで、
原点はこのシーンであったことは間違いありません。
スペシウム光線が自分で出せると信じていたように、このジャンプも頑張れば自分でもできると思い込んでいて、
自転車が乗れるようになってから、何度かチャレンジするわけですが、
こんなとんでもないことができるわけがない、と現実を突きつけられるわけで(笑)、
せめて外見だけでも近づきたいと、大人になってからはレザージャケットへの興味へと移行していくことになります(笑)。
たった一瞬の衝撃的な影響が、その後の人生に大きな影響を与えるというのは、自身の経験則からしても信じられます(笑)。