バカであることのビジネスにおける優位性(笑)
今月は、比較的、名古屋にいられる時間があるのですが、いたらいたでなんやかんやとお仕事のアポイントや、プライベートのご用事があって、ドタバタと落ち着きません(苦笑)。
とは言っても、気になっていた歯を診てもらいに歯医者さんに行く程度だったりしますけど(笑)。
あげく、待ち時間にブログでも打とうかと思ったものの、肝心の老眼鏡を忘れて、試みたものの、やっぱり無理で途中で諦めました(苦笑)。
まぁ、プライベートはそんな程度です(苦笑)。
事務所に個別のご相談で来られる方というのは、個人から企業・団体に至るまで、主に経営者・ビジネスリーダーといった方で、内容は経営全般になります。
一口に経営と言っても、その具体的内容は当然ながら様々です。
様々ながら、そもそも、時間とお金をかけて相談に来られるということは、何かしらの課題や難関に直面しているわけで、
短期・長期という時系の違いはあれど、課題・難関・問題解決というのが共通点となります。
課題や難関といっても、いわゆるマイナス状態を何とかより良くしたいという案件ばかりではなく、
プラス状態をよりプラスにしていく建設的過程の中で困難にブチ当たるというのも課題や難関になります。
要するに、今以上伸びたい・成長したいというチャレンジの中にしか課題や困難は生まれないわけで、
さらに、それを解決したいというそもそもの意欲がなければ、他人様にわざわざ相談などしませんから、
ある意味、意欲的で前向きで「やる気」のある人ということができます。
ほとんど多くの人は、他人につべこべ言われることなく、自分で決めて、自分でやって、自分が成果を上げているという、その「自覚」が欲しいわけで、
(本当は全部自分でなくても、その自覚や他人からの評価が欲しい、という意味。)
それができていれば、わざわざ誰に相談することもなく、自分で調子に乗って進んでいるものだと思います。
もちろん、こうして偉そうに評論している私もです。
(でも、そんな「自分がやってるんだ」なんて自覚や評価なんて、本当の本当は自分だけなんてことあり得ないんだから、どぉでもいいや、と本心から思たら、きっと強いんですけどね(笑)。)
ということは、誰かに相談するということは、意欲的ではあるけれども、すでに本人では解決不能ということを判断したか、手遅れか、あるいはもうギリギリか、という状況になっているというのが前提なんだろうな、という、私なりの仮説を立てています。
ただ、でも、なんで、有名コンサル企業や団体、あるいは有名コンサルタントのところに行くならまだしも、
私のような、いまだに無職だの何だの公称しているアホ丸出しブログ情報しか出していない者(苦笑)のところに来てくれるんだろう?と思うし(笑)、
さらには、私のビジネスの実績が、赤字家業を黒字転換→廃業から上場へ、などという、V字逆転が印象的な個人経歴を伝えているわけだから、お相手からの印象としてもそうなってて当然だよな、と思って、どんな重たい内容なんだろう?と覚悟だけはしておきますが(苦笑)、
実際には、決してそうでもなくて、基本的には楽しくバカっ話(苦笑)させて頂いてたりしてはいます(笑)。
何で俺なんだろう?という疑問は置いといて(笑)、多くの選択肢の中から私を選んで頂けた事実は事実のだから、本音と本気と全力だけは出し切ってはいるつもりです。
まぁ、それは最低限のマナー程度と言えばそうなんですけどね(苦笑)。
そりゃまぁ中には、実際に、重たい内容もあるにはありますが(苦笑)、
じゃあ、解決策がないか?と言うと決してそうではなくて、
それは、私が教えたりするとかでは全然なくて、時間の経緯と共に、相談に来られる方が自分で自分に勝手に気づかれて、
それは、解決への大きな方針・方向性と、それに伴う次の具体的行動の一手を決められる、という感じですかね?
そういうパターンが多いように思います。
ちなみに、私は今やっていることを、人から「コンサルタント」と呼ばれることはあるけど、私自身「コンサルタント」いう人が、何をする人なのかよく分かっていないから(苦笑)、
(なんとなく分かってもらうために表記したり言葉を使うことはあっても)、
本当の意味では自覚できていない(苦笑)。
よって、自分の売り込みがまだ一切出来なくて(苦笑)、ご依頼があった場合に、できる範囲でお答えしているだけの現状なのですね(苦笑)。
私のやってることを見ている人が「あなたのやってることは、もうカウンセリングの世界だよ。」と言われることもあるけど、でも今度は「カウンセリング」というのは何をする人なのかが分からない(笑)。
だから結局やっていることが、なんと総称されるのかが分かっていないし、そもそもの○○屋さんという自信というものは、当然ないのです(苦笑)。
じゃあ、長時間、何をしているのか?と言うと、基本路線としては、ただ質問したり、聞いて、それに対して答えることを書き出してるというだけことです(笑)。
例えば、現状はどうなのか?を聞いたとします。お相手が答えて、私が理解できたことは、双方が理解しているとなります。
私が理解できないことは、私が理解したいので、質問をします。
お相手が答えます。そこで私が理解できれば、双方が理解していることと仮定できます。
それでも分からなければ、また質問します。
この繰り返しが基本路線です。
そうやりながら解決したいので本当の問題を炙り出していくと、お相手が当初問題だと思っていたこととは別の問題が見えてくる場合も含めて、徐々に見えてくることがあったりします。
とにかくここにはしつこいほど時間を費やします(笑)。
だって、私が、お相手の現状も、気持ちも、どうなりたいのかも、私なりに理解できなければ、そもそも相談に乗るなどということはできないと思ってますから(笑)。
話している言葉は、何となく流れたりしますから、違和感のある箇所があれば、その箇所に対して確認や質問をして情報の共有をしまくりますし、
喋りながら話の内容がズレていくような場合も往々にしてあるので、そうなったら、一通り聞いた後でもう一度、ズレはじめたところに戻して聞き直したりもします。
基準は、私が理解したと思えるかどうかだけなんですけどね(笑)。
お相手は多分、恐ろしく疲れるだろうし、そこに価値を見いだせない人は、面倒くさがって離れていくでしょう(笑)。
当然、私もクソ疲れますから(笑)、それが日常的にできるかどうかと言われたら、基本的に人の話なんて聞きたくない方ですから(苦笑)、本気で集中して聞くには、お金でももらわないとできないということなんでしょうね(笑)。
まぁ、ただ、人と自分との違いには強烈に興味がある、すなわち、「人間」という生き物に対する興味、あるいは自分とは何者なのか?ということに対する興味が強くあるのだろうとは思いますが・・・・。
多くの場合、この「相談に乗る」前の段階の相互理解という段階で、お相手が勝手に何かに気づいたりしまうわけで(笑)、
だから、正確に言うと、私は相談に乗ってなんていないわけですね(笑)。
そりゃ、スゲーと思うことには「スゲー」と言いますし、ヴァッカだねぇ、と思うことには「ヴァッカだね〜」とかは言いますけどね(笑)。
人は自分で喋りながら、自分の考えをまとめていったり、自分自身を客観的に気づいていったりします。
私自身であったり、対人関係での経験則から、私はそう思っていますから、それを前提にしているのでしょうね。
私が理解できないことは、お相手が「そもそも自分が自分を理解していないんだな。」ということも含めて、気づきと言えば気づきです(笑)。
だから、数値確認なのか、感情や価値観の確認なのか、次の行動の一手が決まると言えば決まります。
これ、結構多いですよ。
よく言う、「自分が自分のことを一番分からない。」というやつですかね?
解決法は、大きく2つの側面からです。
片方はドライに経営として利益が出るかどうかという部分と、
もう片方は、お相手の価値観や感情、人生観といった好き・嫌いの世界です。
片方は経営基礎知識やビジネスモデルとして成立するかどうかという理屈の「理」。
片方は人それぞれの好き・嫌いの世界という感情の「情」ということですね。
この2つが何となくピタリとハマるかどうかだと思っています。
そう言えば、「情理一体」とかいう言葉があったなぁ。
ただ、私は解決策に関しては、基本的には、自分自身の経験則から、「その場合、私だったらこうします。」と言える範囲までです。
それをやるかやらないかはお相手の判断にお任せします。
何より、未来のことに対して成功するかどうかなんて、他人様のことなんて、責任なんて持てません(苦笑)。
特別に問題解決の為の何らかのフォーマットを持っているわけではないし、
本に書いてある情報・知識であれば、その人が本で読んで勉強してやってみればいいと思っているし、
何より、何かをしようとする時は、参考にしようとしている相手の実体験に基づいたメリット・デメリット、生々しい成功事例・失敗事例の方が、少なくとも「私しかない」という意味で価値があると思っていますから。
例えば、山に登る時に、実際にその山に登ったことのある人から準備しておくものを聞いた方がいいと思ってるのでということです。
そういう意味で実績というのは大きいでしょうね。
そういうことを考えてみると、
「問題解決できます。」とか「絶対成功する。」「業績アップ間違いなし。」とかいう触れ込みは、私はとても違和感を感じます。
ホントかよ?と思います。
いや、ウソだろう、それ、と思ってますね(笑)。
こいつ、人間のことを、機械かなんかだと思ってんじゃねーか?と思えてしまいます(苦笑)。
ボタン押せば一定の生産をする機械じゃあるまいし、お相手の代わりにこれさえすれば「問題解決できます」「業績上がります」って、こいつ人間舐めてんじゃねーのか?と思ってしまうのです。
そうか、そう考えると、私はどこまでいっても「業績アップのお手伝い」「問題解決のお手伝い」をしてるだけとなりますね。
私がやるわけじゃないからね。
そうしよ、「何かのお手伝い屋さん」でいよ(笑)。
あとは、順番決めですかね?
中小零細企業の社長やリーダーの方の多くは、いま手に持っている全部を持ったまま、次に行きたいと思っている、
すなわち「現状を変えないまま、新しい現状を手に入れようといている」(苦笑)、という、そもそもが論理破綻しているみたいな(笑)、ご自身ではそうは自覚していないだろうけど、そういう場合が多い。
何を取りに行って、何を手放すのか、といった選択、
すなわち、「順番決め」は一緒に考えますかね。
これは現実的には「お金」がどれだけあるかどうかがとても大きな要素になります。
「お金」の多さによって選択できること・できないこと、どの項目の順番を入れ替えるかが変わってきます。
もし無尽蔵にお金があれば、経営におけるほとんどのことは悩まないのだろうな、と思っています。
無尽蔵にお金があれば、順番決めなどはしなくていいでしょう。
全部やればいいのです。
全部、全部、今すぐにできることばかりです。
人の採用も何も悩むことないですよね。
無尽蔵なんだから、引く手あまたの優秀な人にも、ウチに来てくれたら一兆円あげるとか言って、動き出すまで値段上げてけばいいんだし(笑)、
欲しい機械があればドンドン買えばいいんだし、
土地が足らないなら、それも最高値で買いまくればいいんだし、
製品で安いとこ出てきたら、利益度外視でもっと安く安くして売れるようにすればいいんだし、
あっ、でも、そうしたら、そもそも利益なんて出さなくてもいいとなるから、経営なんてしなくていいじゃん?(笑)ってなるわな(笑)。
ね?
ってことは、そもそも経営する、事業を行うってことは、
「限られた自分の資産の中で、どうしたら一番うまく行く、すなわち利益が出るか?」
ってことに対して、お金の使い方の「順番決め」をするってことが基本だし、不可欠なんだってことが、逆説的に分かってきますよね?
その「順番決め」のことを、ある人は「戦略」と言ったり、「シナリオ」と言ったり、「方向性」と言ったり、「方針」と言ったりするんじゃねーかな?と思っています。
私は呼び方はどうでもいいとして、この「順番決め」は一旦でも必ずしておく必要があるし、
よく言う「戦略思考」とか「シナリオ思考」とかという「思考性」ってのは、
ビジネスに関わる人は特に不可欠だと思ってます。
だから、解決していくとなると、ここには結構時間を使いますね。
ちなみに、私が自分で自分にできてるかって言うと、そうじゃないですけどね(笑)。
こうして、書きながら、自分をまとめていってるから、長文になってるわけですからね(苦笑)。
でも、書きながら、とても大切なことに気づきましたよ!!
色んな段階はあれど、私に関わると、お相手は、俗に言う「丸裸」にされる感覚になると思います(笑)。
結果として、時に、思わず涙する方もいるし、自分に気づいて感動する様が形相から伝わる方もいます。
時々「ツヴォイさんと話すと、自分がスゲーバカだということを自覚させられるから嫌だ(笑)。」という方もいますが(笑)。
それは、そういう意味なのかとも思えてきました(笑)。
でも、それが分かっていたとしても、私のところに来てくれるということは、
「ツヴォイが既に『丸裸』だから、自分も丸裸になってもいいか。」と思ってくれる安心感があるのではないか?という仮説が成り立ちます(笑)。
そうか、なんとなくそれが感覚的に分かっていたから、私は昔から人前でケツ出したりして、最初からこっちは丸裸のバカだからね、と自己紹介してたのか、と(笑)。
大の50過ぎの大人が、下ネタ言ったり、子供じみたことやって、キャッキャとアホ丸出しで喜んでいる様というのは、先に相手に安心感を与えているのではないか?と(笑)。
何のビジネスであれ、根本は、人様の何らかの問題解決や、不安・不満解消のお手伝いをしているとしたら、
相手の問題や不満・不安といった丸裸の状態を知らなきゃいけないわけで、
だったらまず先に自分が丸裸になって、安心させてあげるのが、前提となるマナーだったりするんじゃねーか?(笑)
いや、最低限のマナーとも言えるんじゃねーか??(笑)
そうか、何故、私のような人間に、わざわざご相談として会いに来てくれるかという一つの答えは、
私がケツ出してる画像とか、アホ丸出し画像を、ブログとかで喜んでアップしてるというのはきっとあるな(笑)。きっと(笑)。
というこを、歯医者さんでフと気づいたりして、それをちゃんと書こうとしたけど、老眼鏡忘れたから、ちゃんと記録しとこうとしたら、こんなに長文になってしまったのでした(笑)。
「丸裸」はビジネスにおける前提となる力ですね(笑)。
全国の「いい加減大人になれよ。」とか「お前、よくそんなこといつまでもやってられんなぁ。」と言われているバカの皆さん(笑)、安心して下さい。
あなたも私も既に、ビジネスの大前提となる重要な要素はクリアしているのです(笑)。