ツヴォイ式お絵描き086「スティーブ・マックイーン」24
「スティーブ・マックイーン」のプライベートフォト写真集は何冊か所有していて、時折開いては、
穏やかで優しい笑顔の中にも、目の奥の寂しさも感じたりして、
絵になってしまう人は、何気ない瞬間でも、絵になってしまうのだなぁ、と、
気づけば、長時間過ぎ去ってしまっています。
そういう時間は幸せな時間なのだと思います。
絵になる瞬間をプロが撮っているから絵になるのか、
どの瞬間を切り取っても、絵になる人だから絵になるのかは分かりませんが、
いちいち意図して、自分をより良く撮ろうとする私などとは、雲泥なわけで(苦笑)、
まぁ、そうやって比較することそのものが、そもそも不遜とも言えるのですが(苦笑)。
本人が意図していない領域に、他人から見たら大きな魅力や価値があるというのは、
ビジネスシーンにおいても、また人の新規事業を考察する時にも、必ず見ていこうとするわけで、
だとしたら、もしかしたら私にも、マックイーン並みの、意図していない魅力や価値があるのかも知れないと、
思いを馳せる時間が幸せなのかもしれません(笑)。
そして、見え透いた自分のあざとさを稚拙に思いもします(苦笑)。