ツヴォイ式お絵描き070「スティーブ・マックイーン」14
「大脱走」(原題:The Great Escape・1963年・アメリカ映画)
で、バイクで逃走する「バージル・ヒルツ」演じる「スティーブ・マックイーン」(このシーンはスタントマン)に、
四方八方から迫りくるドイツ兵を前に、最後の最後まで諦めず、あげく有刺鉄線の壁をバイクでジャンプするあまりに有名なシーン。
有名過ぎて、イラストにするには今更感はありますが(笑)。
このワンシーンに、当時、一体どれだけの男の子がやられたことか?
御多分に漏れず、私も子供の頃のテレビ映画を観て影響された一人なわけで、子供故にストーリーも何も分かってはいませんでしたが(笑)、
このシーンのインパクトが大きかったことと、意味合いだけはよく理解できたわけで、
それだけ分かりやすい。ウルトラマンや仮面ライダーに近い、何かに挑戦するヒーロー像が込められているのだと思います。
物事の全てがすぐに嫌になる私ですが(苦笑)、あぁもう嫌だとなる毎に、
「あんた、ここまでやったんかい?」
というハードルはここにあって、当然ここまでの努力はしたことなどなく(苦笑)、
故に、私は「理想だけは高い人」「すぐ諦める人」「努力のできない人」という自己評価になっています(苦笑)。