ツヴォイ式お絵描き067「スティーブ・マックイーン」12
「大脱走」(原題:The Great Escape・1963年・アメリカ映画)
の「スティーブ・マックイーン」伝説の「バイク有刺鉄線脱走越え」の後、
結局、脱走に失敗して、捕虜収容所に連れ戻されて、一人またもや独房に連行される際の、
颯爽と、誇らしく、ヒョウヒョウと、そして不敵な笑みを浮かべながらのマックイーン独特のウォーキングシーンが、とてもカッコ良くて、
こんな風に歩きたいな、と思って何度も練習したけど、全然できなくて(笑)、
なんでかなぁ、と考えたあげく、そもそもの体幹が違うんだという結論に行きつきました(苦笑)。
何気なく適当に歩いているように見えて、見えないところでストイックに鍛えていて、一つ一つの所作が映えて、魅せるのがプロなのだろうと思います。
私は一体何のプロなんだろうか?と思うことが時にあって、
それには、果して人知れず努力していることがあるのか?と、思うと、
表層だけを何とか取り繕って、何とか労せず得ようとすることしか考えてない自分を自覚するわけで(苦笑)、
マックーインのウォーキングを観ては、少々の努力はしなきゃいかんと、せめて自分を叱咤しなきゃいかんと思っています(苦笑)。
たったこれだけのことと思っても、実際やってみると、これがなかなか全然できんのです(苦笑)。