ツヴォイ式お絵描き042「スティーブ・マックイーン」 09
必死で描きました(笑)。
一度は描いてみたいと思っていた映画ポスターの一つ
「タワーリング・インフェルノ」(1975年・アメリカ映画)
にチャレンジしましたが、
燃えさかる炎や、最上階から溢れ出す洪水、救助に向かうヘリや、緊急脱出する展望エレベーター、屋上で逃げ惑う人々と、
超高層ビル火災のパニック映画を一撃で象徴するかのようなイラストは、予測はしていたものの、余りに細かい描写で、
やっぱりやめておけばよかったと何度も思いながら(苦笑)、
とりあえずそれらしく見えるようにするだけでも精一杯でした(笑)。
とりあえずでも、昔からの目標を一つクリアしたので、とりあえず(自己)満足です(笑)。
どんなにラクガキでも、プロの世界をなめたらいかんことが良く分かりました(苦笑)。
「スティーブ・マックイーン」と「ポール・ニューマン」の歴代二大トップスターを始め、当時の超豪華スターが揃い踏みですが、
まぁ、何といっても、マックイーンとニューマンの、バッキバキ・バチバチの真正面激突とも言える演技が最高で、
今観ても、最高峰のライバル二人ならではの夢の競演に興奮します。
2人は、アクターズスクールで同期だったにも拘わらず、1956年に共演した「傷だらけの栄光」では、ニューマンが主役で、マックイーンはほんちょっとの脇役だったという、マックイーン側の想いや、
ポスターやオープニングクレジットでどっちが格上配置されるか?など、揉めに揉めたという経緯や、
この映画でマックイーンは出演料世界最高額の映画スターになった等、を後に知るにつけ、
それらの背景も含めて、最高のアクション映画です。
ただ、当時、テレビで観た私は、マックイーンとニューマンの見分けが全く付きませんでしたが(笑)。
劇中には、ポール・ニューマンの
「コストを削るなら階段を削れ」
といった、儲け主義と安全を揶揄するような、現代経営に置き換えが効く場面やセリフも出てきたり、
「オハラ消防隊長」演じるマックイーンの部下とのリーダーとしてのあるべきマネジメントスタイル等、
私としては経営者は絶対に観ておくべき優良映画の一つだと勝手に(笑)思っています。