ツヴォイ式お絵描き036「アントニオ猪木」03
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年に数回、プロレスのポスターが電柱に貼られることで、愛知県体育館にプロレスがやってくる事を知った小学生から中学生時代でした。
まだ程度の良い貼られたポスターを、何とか上手く剥がして手に入れることはできないか?と必死でした(笑)。
よって、プロレスポスターには思い入れが強いわけですが、
後にも先にも、一番カッコ良くて、良い出来だと思えた記憶のポスターは、この海外モノです(笑)。
マニアの間では、「シュツットガルトの惨劇」と言われて語り継がれている
アントニオ猪木の1978年のドイツ遠征時のこのデザインのポスターです。
1976年のモハメド・アリ戦によって世界的に有名になったアントニオ猪木を、
ドイツのプロモーター兼、当時の最強レスラーの「ローランド・ボック」が招聘してのプロレスヨーロッパツアーで、
「キラーイノキ」という最強の敵がやってくると言わんばかりの文言と英文字、
猪木の代名詞の一つとも言えるコーナーポスト最上段からのフライングニードロップの写真が、最強にバランス良く、
しかも、いかにも低予算で制作されたっぽい二色刷りで安っぽい紙の感じ(笑)が、
まるで1950年代とかのアメリカ映画に出てきそうで(笑)、
全てがバランス良くカッコ良くハマってると思うのです(笑)。
当時テレビ放送されたドイツでの「猪木vsボック戦」の試合も、ある意味で凄まじく、
(ここでは詳しくは書きませんが(笑))
当時中学生だった私にはトラウマともショックとも言えるもので、
以来、この「シュツットガルト」という地名は私の中ではメジャーな地名となっています(笑)。
死ぬまでに一度は行ってみたい世界の街はどこか?と言われたら、別格ながら、私の場合はこの「シュツットガルト」だったりします(笑)。