ツヴォイ式お絵描き035「マーロン・ブランド」01

レザージャケットとジーンズが、若者の反抗的・反社会的というイメージを世界的に定着させたのは、

「マーロン・ブランド」主演の「乱暴者(あばれもの)」(1953年・アメリカ映画・原題(The Wild One))だと言われています。

ファッション雑誌のレザージャケット特集には、必ずと言っていいほどこの映画の紹介もされていて、

もちろん私も観たことがありますが、当然ながら、数多く登場するレザージャケットばかりに目が行ってばかりで(笑)、

当時、型破りといわれたブランドの演技や内容は、なぜ高い評価になるのかは、ほとんど理解できないままです(笑)。

急に不機嫌にな表情になったり、はにかんだ笑顔になったりするのは、「メソッド演技法」と言われたらしく、

賛否両論ありながらも、後にポール・ニューマン、ジェームス・ディーン、エルビス・プレスリーといった大御所に大きな影響を与えというのは、後になって知ることになります。

この映画でブランドが着ている60年代タイプと言われるレザージャケットのデザインが、いわゆる「革ジャン」と一般に称される形になったというのは、

この映画の影響なのだろうなと思います。

私の中では、マーロン・ブランドは、他のアクションスターに比べて、甘い印象がありますね。

今でこそ、私のように、バイクにも乗らないのに、タウンウェアやビジネス講演コスチューム(笑)と、ファッションとして着るのは一般的ですが、

それは、この50年代の映画とマーロン・ブランドの影響下にあることを考えると、

原点と言えば原点と言えるのかもしれないな、と強引に意味づけしている(笑)映画であり映画俳優さんの一人です。

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