分岐点となる「ドキドキ」を運んできてくれる人
(株)商業界・笹井元編集長と久しぶりにお会いできました。
TOSBOI STUDIO事務所にわざわざ来て頂いて新たな企画の打ち合わせです。
商業界の理念に基づくブレのない軸と、優しく穏やかで包容力のある話し方は相変わらずで、
居心地の良い安心感のある時間を堪能させて頂けます。
にも関わらず、ご提案頂く内容というのは、いつもドキドキさせられて、刺激的だったりするところが、流石の笹井式真骨頂といったところでしょうか(笑)。
他愛のなさそうな会話から、いつの間にか、相手の魅力や価値をグイグイと引き出して、
次のステージへと誘っていくような、その有様は、ご本人がいつか書いていたように、
「私の本業は取材者であり、表現者であることに変わりはない。」
の言葉そのものであり、私などとはキャラクターはまるで違えど、
人と接する時に私がそうでありたいと願う中で、見習うところであります。
思えば、前職のリサイクルショップの経営時代から今日に至るまで、
一つ一つのステージの分岐点には、必ず笹井さんのバックアップを頂いてきたように思います。
その度に、いつも新たなチャレンジにドキドキするような興奮を覚えてきました(笑)。
そして、今回も、私にとっては、
次のドキドキするような楽しみなチャレンジと、
恐らくは抱えるであろう今までにないような葛藤と、
「まだ見ぬ自分」を発見させてくれるであろう期待を、一気に抱かせて頂けました(笑)。
いつも挑戦している自分でありたい、何かにドキドキしていたいと思う反面、
この歳になって、口で言ったり、そう見せたり、そういうフリをすることはできたとしても、
本当に心の底から挑戦したいと思える対象や、本気で恋するようなドキドキできる対象があるかと言うと、だんだんとなくなってきているのも事実で、それは、つまらない人生とも言えるわけで、
そんな中、久しぶりに本気でそう思えることが出てきたというのは、それはとても幸せなことだと思っているところです。
そう思わせてくれたのは、今回もまた笹井さんでした。
企画というのは企画なのであって、果たしてどうかるかは分からないとして、
でも、今そういう気持ちでいられることは確かなわけで、
そんな時間を創って頂けた笹井さんには心から感謝です。
じっくり行くのか、一気にいくのか、それすらも分からないまま、当面、笹井さんにはまたお世話になることは確かなわけで、
よろしくお願いします、と同時に、積み重ねるであろう時間を心から楽しみにしています。