向こう側に行く道中にこそ価値は宿るのだね
この先行ったら、もうお先真っ暗闇だな、と思うものの、立場上行かざるを得なくて、行くしかなくて、でも行ってみたら案外そうでもなくて、
この先に行ったら、どれだけ光輝く世界が見えるるのだろうと思っていても、行ってみたら案外いつも通りの風景だったりするわけで、
どっちかというと、行った向こう側よりも、その向こう側に「行く」道中に、人生の振り幅に大きく影響するような様々な出来事があって、
それが人の価値観をつくる大きな要因になる気がしてならないのです。
まぁ、それが、個人の体験・経験が、個人の明確な価値観を創るということだと思っているわけですが、
そもそもどこにも行こうとしなかったり、上手いこと避けて通ったり、土壇場で自分の都合で逃げたり、
そういう人には、自分にとって、何が大切で、何を信じて行けば良いのかがよく分からないというリスクは付きまとうのでしょうね。
そういう風に、自分の人生の軸をどこで創るのかを考えると、
人生のうちの、どこでどう一所懸命に挑むのか?という問題は、かなり重要で、
苦しんでいる大抵の大人は、若い頃には苦しまなかった分、大人になってから苦しんでいて、それは、残りの人生時間を考えると、手遅れのような気もして、
個人的には、やはり若いうちの方が良いような気はしますが、
でも、それはやってみないと分からないわけですから、
向かいたい方向があるなら一所懸命、苦しみながら、悩みながらも、努力してみることは大事なのだと思っています。
ちなみに、私は、若い頃も、大人になった今も、一所懸命に努力することは、面倒で嫌いです(苦笑)。