美しさっていうのはどうして切なくなるんだろうね
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東から戻って西に行って、今日また東に向かう(笑)新幹線の中からです。
桜が咲いてますね。
「お花見」は好きではありませんが、
「お花を見る」のは好きです(笑)。
この一週間で、お仕事に向かうあちこちで、
予期せず素敵な桜が見られて、なんだか嬉しいです。
今年もきっと、私達が「のほほん」としている間に、あっと言う間に散っていってしまうのでしょうね。
桜を見るとね、あぁ綺麗だなぁ、と思う前に、
始まりがあれば終わりがあるんだよ、みたいな、
嬉しさと常に同居する、儚さ、とか、切なさの刹那を感じるから、
何だか脳天気100%でいられなくなるというのが本音です。
とはいえ、写ってる自分の顔は脳天気100%なんですけどね(苦笑)。
散るから美しいのか、美しいから散るのか、
終わりがあるから始まるのか、始まりがあるから終わるのか、
あんた、どう生きて、どう散ってくことが美しいと思ってんのか、
こっちは一年に一回、何があろうとこうして一瞬をまっとうしてて、それ見て綺麗だなんだと言うのはいいけど、ところで、あんたはその命かけて何をまっとうしてんだい?
とかなんとか言われてるような気がする時があって、
そんな答えがあるのかないのか分かんなくて、考える意味なんてないかもしれないことを、
あんた一年に一回くらいはちょっとは考えなさいよ、
と諭されてるような気がして、
だから、大騒ぎの場じゃなくて、一人で見るのが好きなのかも知れません。
日頃は脳天気満開なだけに(苦笑)、桜が咲いてる時期くらいはちょっとは考えたいと思っています。