緊張と安堵の最大振り幅の果てに何を思ふ
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札幌での講演が無事終わりました。
某大手消費財メーカーさんが主催する販社さん向けの半年に一度の大きな大会の中の基調講演という形だったので、参加者の皆さんの性別・年齢・はじめ雰囲気も当日その場になってみないと分からないという(苦笑)場で、一か八かの勝負とも言える内容を思い切って炸裂させて頂いたのですが(笑)、終わってからの懇親会の場での皆さんからのお声掛けや、何より主催者のメンバーの方々からの評判が、講演をしている時の自分の手応えよりも、とんでもなく、恐ろしく、これでもかというくらい良くて(苦笑)、あぁ、伝わったんだな、喜んで頂けたんだな、とホッとすると同時に、心から嬉しく思っています。
日本中の色んな場所で講演させて頂くようになって、地域によっては、あるいはそれぞれのコミュニティーの文化や風土によっては、講演中では場の感覚が掴みきれないことは何度か経験させて頂いてきましたが、どんな状況であれ、自分が正しい・素晴らしい・と信じていることを、全力で楽しく伝える基本スタンスは変わりません。
ステージに立つまでは、何度も逃げ出したくなったり、胃が口から出そうになるほどナーバスになるのは何度経験しても変わることはありませんが、一度その場に立ってしまえば、腹をくくって、もう全力で全部の全部、本当の自分の全てをスッカラカンになるまでさらけ出して伝えるスタンスも、やっぱり変わりません。
始まる前の極度の緊張と、無事終われた時の深い安堵の最大振り幅のエネルギーを使い切りると、終わった時はへたり込む程にクタクタになりますが、講演後に参加者の皆さん方や主催者の方が、まるで堰を切ったように自分のこれからの仕事や人生のことを、まるで子供のように目を輝かせて楽しそうに話しかけてくれるのを見ると、本当に良かったと思うと同時に、本当に報われる気持ちになります。
そういう回数を繰り返しながら、少しづつ少しづつ私もかけがえのない経験を積ませて頂き、今のお仕事に誇りを持ち、明日へと繋げていくことができます。
この心地良い疲労感は何物にも代え難く、またすぐにやってくる胃の痛くなるような難問関門にも、性懲りも無く(苦笑)向かえるモチベーションを頂けることに、幸せと感謝の気持ちを抱きます。
改めてそんなことを思いまがら、ベッドの上で今にも泥になりそうだけど、最後の死力をふり絞ってのブログです(苦笑)。
今日、お会いできた皆さん、主催者の皆さん、本当にありがとうございました。
またお会いできる日を、心から楽しみに、そしてご活躍を心から応援しています。