「場」の力は双方向によって創られますね
調子に乗ってなんか喋ってる場面です(苦笑)。
大手メーカー企業様主催の有力販社様向けの講演でした。
この日は、私のことなど全くご存知ないであろう初めての方達ばかりでしたが、
アウェイ感どころか、温かく出迎えて頂き、お陰様で終始に渡って調子に乗らせて頂くことができました(笑)。
こうしてご依頼頂きお話させて頂く以上は、
当然のことながら、主催社様のご意向も汲み取ろうと努力しますし、
参加者の皆さんのお立場や年齢層や雰囲気もできるだけ事前に知ろうとはしますが、
当日の限られた準備時間の中では万全とはならないことの方が多いわけで、
それでも、もしかしたら二度とお会いできないかもしれない方達を前に、できるだけ有益な時間にして頂きたいと、
前に出る直前ギリギリまであれこれキリキリしながら考えながらも、
最後は腹くくって前に出るわけです。
腹くくって出てから分かるのですが、こういう場に参加される皆さんというのは、
他人を気持ちよく受け入れてくれる器も、人の話を聴こうとする姿勢も、自分に置き換えようとする勉強熱心さも、
そもそもが備わっている方が多く、前に出た私の方が、当初の心配など微塵も感じない程に、話しやすい場を創り出してくれます。
よって、ついついバカっ話も盛り込み過ぎてしまうわけですが(苦笑)。
そういう方達の姿というのは、毎度のことながら、さすがだよなぁと思うのです。
人の話を聴くのが苦手な私(苦笑)においては、本来どうあるべきかを教えられる気持ちになります。
物言わずとも、物言うこちらを、こんな気持ちにさせてくれること自体、
さすがに実践経営の現場で、多くのスタッフをまとめていっている、リーダーやマネージャーの皆さんの力なんでしょうね。
前のめりで聴いて頂ける皆さんの姿に、こっちも触発されて、ついつい全力で応えたくなって当然なわけで、
「場」というのは、双方向で創られるという大切な事実を、こういう時に教えて頂けますね。
私も見習いたいと、やはり、喋る私の方が勉強させて頂けた時間に感謝です。
主催の皆様、ご参加頂いた皆様、ありがとうございました。
またお会いできますことを。