ツヴォイ式お絵描き095「アンヌ隊員」01

私の子供の頃の初恋の相手は「アンヌ隊員」(ひし美ゆり子さん)でした。

「ウルトラセブン」に登場する「ウルトラ警備隊」の紅一点の隊員役は、

カッコ良くて可憐、

か弱くて勇敢、

チャーミングだけど、色っぽい、

素敵な大人のお姉さんだけど、可愛らしい、

助けてくれる大人なのに、いつか助けに行ってあげたい、

勇敢に戦闘もするし、傷ついた隊員の看護もするし、基地から通信の後方支援もするし、宇宙人にも捕まってしまう、

・・・・・・・・・・、

と毎回八面六臂の大活躍、多面的に放つその魅力に魅了され続け、

まだ小さな少年の心は、気づけばウルトラセブンの活躍に魅了されるのと比例するように、

もう片方で、まるで手の届かないことが分かっていても、それでも焦がれてしまうみたいな、

新鮮で切ない恋心は育っていたのかも知れません。

現在女優業は休業中とのことですが、今でも時々お見受けする「ひし美ゆり子」さんは、とっても素敵で、

当時の新鮮な戸惑いにも近い憧れは、色褪せることはなく、今も続いています。

 

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ここまでの3年と次の3年への架け橋はあるのか?

ゴールデンウィークが終わって、通常に戻るかな、と思いながら名古屋駅に向かったけど、

考えてみたら、今私が考える「通常」って何に対する通常なんだ?と考えながらの新幹線でした。

 

私はマイペースでいたいとは思ってはいますが、

どんなにマイペースでいようとしたところで、環境変化や市況というものには抗いようはなく、

コロナ禍ならコロナ禍の環境の中でのマイペース、にしかならざるを得ないわけで、

環境変化は面倒くせぇなぁ、と思いつつも、

それが3年も経つと、いつの間にかその環境が普通になるというくらいインパクトのある期間だったのだと思います。

 

そうなると、もう「今ここ」こそが通常なわけで、コロナ前と同じように、と願っていようが何だろうが、

今の範囲でのマイペースと腹を括った方がいいという、コロナ禍になった3年前の、私の予測通りと言えば予想通りの期間でした。

 

問題なのは、そんなことを思いながら、3年経ってしまったということです。

どういうことかと言うと、

仮に、そういうことを予測して、3年前に何か新しいことを始めたとします。

だとして、その結果が仮に良かったとしても、既に3年経ってしまったということです。

と言うことは、3年という一つのビジネスモデルの周期が一段落したとも言えるわけで、

だとすると、もう次のステージやフェーズに向かわないといけない時期になっているとも言えるわけで、

じゃあ、次の仮説に基づいて、今、何かを考えたり、仮説を立てたり、いくつかの実験の準備できてるか?となります。

 

今を必死で生きるが故に、あれよ、あれよ、と3年が経って、

次のことをまるで考えていない・・・、

この状況を、恥ずかしながら、私はつい最近になって気づきました。

この3年、私は私で頑張った自負はあるし、お陰様でコロナ前よりも業績アップの結果も出させて頂きました。

しかし、そろそろ次の仮説や実験の目途が経ってなきゃいけない時期に、いつの間にか来ていて、

にも関わらず、まだ見えていない、ということは、次への架け橋の、せめて設計の、さらに案のカケラまでは出しておきたいと、

やっと焦り始めたところです。

こういう時は結構一人苦しみますが、それもまた楽しい時期でもあるわけで、久しぶりにこの思い付きの苦しみを楽しんでみようと思っています。

脳天気に生きている分、ちょっとは悩めよ、ということでしょうかね。

この苦しみは結構楽しい。
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ツヴォイ式お絵描き094「スティーブ・マックイーン」30

ゴールデンウィークの最終日、名古屋は雨です。

これから雨の日が増える季節ですかね。

私は元々「傘屋」の3代目の息子(廃業したのはもう20年前か・・・)でしたので、

恐らく雨に対しては普通とは違う感慨があるとは思います。

まぁ、それでも、雨降る日は、ちょっと面倒な印象になるわけで、

そういう時は、「スティーブ・マックイーン」の粋な雨の日スタイルを思い出しては、

晴れだろうと雨だろうと、それなりの楽しみ方や素敵さはあるのだろうと、

反省するわけです(笑)。

まぁ、自分の人生を生きるカッコいい人というのは、晴れだろうと、雨だろうと、自然にカッコいいわけで、

それは人生そのまま全てにも言えるような気がして、

ちょっとしたことでピーピーキャーキャーと浮き沈みのある私としては、

そろそろ落ち着いた大人の魅力を持たなきゃいかんのだろうな、と思うわけです(苦笑)。

映画「華麗なる賭け」(原題:The Thomas Crown Affair・1968年・アメリカ映画)

のマックイーンと、共演の「フェイ・ダナウェイ」の場面は、どれもとても粋で素敵です。

 

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