ツヴォイ式お絵描き150「スティーブ・マックイーン」44
映画「大脱走」(原題:The Great Escape・1963年・アメリカ映画)
の「バージル・ヒルツ」演じる「スティーブ・マックイーン」の
「断る。脱走してから、あんたらの地図つくりなんて。」
のセリフシーン。
本当は他人のことなどどうでもいいにも関わらず、誰にでもいい顔して、いい人を演じていたい(苦笑)、私にとって、
時に、相手都合120%の理不尽で一方的な依頼をピシャリと断る時の見本です(笑)。
ただ喋っているだけなのに、どうしてマックイーンのワンシーンは記憶に刻まれるシーンが多いのだろう?と思って、
こうして一コマ一コマを見ていくと、どの瞬間の一コマを切り取っても一枚の完成された写真のようで、
「絵になる男」というのは、こうして細部に至るまで徹底的に神経を研ぎ澄ましている努力の結果なのだろうな、
と思わされ、
「神は細部に宿る」というのを、私はこういう時に感じたりします。
人に見られる時だけ、良く見られたいなどと表層の姑息なことだけ考えて、
人知れず努力することを怠ってきた私としては、
今更ながら、どうしたらいいんだよ、と困惑するのです(苦笑)。
身体が悪いのではなく、私の「頭」が悪いのだ(苦笑)
胃ガン手術後の定期検診に行ってきました。
採血してもらってからの検診結果は、毎回のごとく「全て問題なし」ということで、
今回は「前立腺」の何とかも調べてもらったのですが、それも「全く問題なし」ということで、まぁ良かったです。
これで4年目検診ということで、あれからもう3年半が経つんですね。
定期検診のたびに「全て問題なし」ということなので、もう面倒くさいからしなくていいじゃん、と不遜なことを思ったりもします(苦笑)。
でも、手術した直後当時には、
「あぁ、もしかしたらこのまま終わるかもしれないところを、活かしてもらえたんだから、
この後の命や声を「何に」「誰に」使わせて頂くかは考えて生きて頂かないとな・・・・・。
ということは、「何をしないか」「誰と会わないか」を決めるってことだよな・・・・・。」
とか思って、いろいろ決めてたわけで、そのつもりでしたが、
月日が経つと、日常の連続でそんなこと忘れて、都合よく、適当にウダウダ・へらへら・グダグダ、一つ一つの選択など明確にせずに、
それまでと変わらないような、どうでもいいような命の使い方してる現実があるんですよ(苦笑)。
過去、私は幾度となく、「決意」とか「決断」とか「意思決定」とか、そういうのを宣言するような場面を経験してきましたが、
その全ては、今日までの間に、同様に忘れています(苦笑)。
「定期」っていうのは「なぜ定期なんだろう?」と改めて考えてみたのですが、
私のような、すぐに忘れるようなバカには、定期的に思い出さないと、忘れ続けて、何を決めても、何もなかったと同じになるわけで、
そうか、
「定期」=「バカが大事なことを忘れない」
という「定期」の「本質」と「定義」というスゴイことに気づいて、
我ながらスゴイじゃん、と思いながら、
久しぶりに「朝定食」があまりに美味しそうで、そんなこと忘れて写真撮って、胃が1/3しかないのに、全部食べて、
このブログ書くまで、また忘れているのでした(苦笑)。
私の「定期検診」は、対象が「胃」なのではなくて、
「頭が悪い」のを定期的に検診してもらっているのですね(苦笑)。
次は、来年の4月か・・・・・。
それまでどうしたらいいんだろう・・・・(苦笑)。