ビジネスは「自覚」と「他覚」の一致
「自分はこれができる」
と、いくら自分で自覚していても、
他人から見たら、どの領域で何が「できる」と認識しているのかまるで分からない、
いや、むしろ、
「あんた、その程度でよくもまぁできるなんて言えるよなぁ。」
となることは、情報発信社会の中でよくあります。
まだ「できていない人」から見たら「できる」になるし、
もうとっくに「できている人」から見たら「できていない」になる。
ビジネスの場においては、他者の認識と必要が先行し、
それに合わせて自分が「できる」ようにする、と言うのが一般的になるわけで、
だから、ビジネスの成功は、1に相手、2に自分、という順番になるのは原理原則なのでしょう。
ビジネスの根本は、つくづく
『「自覚」と「他覚」の一致』
を追い求め続ける、すなわち
『「人」と「人」が「人間」になる』
という尊い行為なのだろうな、と思います。
まぁ、だから、故に、価値観が多様化する現代社会においては、面倒くせぇとも言えるのだろうなとも思っています(笑)。
何とか「人間」になれるよう頑張ります(苦笑)。
定期検診は自分の不遜な人生を正す定期
2021年4月28日の胃ガンの手術から、もう3年が経っていて、
3年目の定期検診に行ってきました。
半年ぶりに、造影剤を体内にブチ込んで、CTスキャンを通ってきましたが、
お陰様で何も問題なく順調です。
胃ガンが発覚して、手術をする時に、
もし何かあっても、後悔など何一つないから、まぁどうなってもいいや、くらいには思っていましたが、
結果、こうして活かせて頂くことになり、
それからの新たな出会いも、新たな出来事も、その全ては、
命を繋げて頂けなかったら分からなかったことだろうな、と感謝する連続があって、
以降、日々を大切に生きようと思ってはいます。
ただ、それが日常化していく中、徐々に普通になってくると、
比例するようにそんな思いも薄れていく現実もあります。
定期検診か、面倒くせぇなと思いはすれど、
よくよく考えれば、10分もあれば、すぐに行ける大きな病院があることへの有難さも、
当時の想いなど忘れてしまっていて、
終わってみれば、元の不遜極まりない自分に気づかされます。
こんな私にとっては、定期検診というのは、こうして定期的に、その時の気持ちを思い出させて頂けることでもあるのだな、と思います。
確実に死にます。
せめて、次の検査まで、今を活かせて頂いていることを忘れないようにします。