ツヴォイ式お絵描き151「武藤敬司」05
「武藤敬司」の「フラッシングエルボー」!
私は武藤の代表技の一つだと思っています。
二連発ならではのシーンを再現したかったが為に、過去最長の必死のGIF動画になりました(笑)。
誰でもできそうな単なるエルボードロップを、ここまで華のある技として昇華させて、
オリジナル性や代名詞となるほどに独自化させてしまうところが、武藤の才能と身体能力と存在のスゴサですね。
グランドを中心とした試合展開から、一気にギアチェンジするように放った時など、
会場全体がドっと沸くと同時に、雰囲気も一気に変わるほどの破壊力がありました。
発明とか開発というのは、0→1ではなく、すでにあるものに、自分の得意分野や個性を組み合わせることで、
一気に価値のあるオリジナルや独自性が生まれる、
いう意味で、私はやはりプロレスの世界から学ぶビジネス視点は大きいと思うのです。
もちろん、簡単に言うほど、簡単ではなく、私は全くできませんが(苦笑)。
ツヴォイ式お絵描き150「スティーブ・マックイーン」44
映画「大脱走」(原題:The Great Escape・1963年・アメリカ映画)
の「バージル・ヒルツ」演じる「スティーブ・マックイーン」の
「断る。脱走してから、あんたらの地図つくりなんて。」
のセリフシーン。
本当は他人のことなどどうでもいいにも関わらず、誰にでもいい顔して、いい人を演じていたい(苦笑)、私にとって、
時に、相手都合120%の理不尽で一方的な依頼をピシャリと断る時の見本です(笑)。
ただ喋っているだけなのに、どうしてマックイーンのワンシーンは記憶に刻まれるシーンが多いのだろう?と思って、
こうして一コマ一コマを見ていくと、どの瞬間の一コマを切り取っても一枚の完成された写真のようで、
「絵になる男」というのは、こうして細部に至るまで徹底的に神経を研ぎ澄ましている努力の結果なのだろうな、
と思わされ、
「神は細部に宿る」というのを、私はこういう時に感じたりします。
人に見られる時だけ、良く見られたいなどと表層の姑息なことだけ考えて、
人知れず努力することを怠ってきた私としては、
今更ながら、どうしたらいいんだよ、と困惑するのです(苦笑)。