ツヴォイ式お絵描き139「ビル・ロビンソン」17
「ジャンボ鶴田・試練の十番勝負・第4戦」(1976年7月17日・北九州市三萩野体育館)
で、ロビンソンが鶴田に炸裂させた「ダブルアーム・スープレックス」!!
後頭部から落とす、ロビンソン元来の「人間風車」が観れたのはこの頃までだと記憶しています。
全日本プロレス初登場のロビンソンと鶴田との対決は、当時のテレビ中継で「スープレックス合戦」と称されていました。
「10年早いぜ、いくぜ、若造!」
とばかりに、技を出す前のロビンソンの一瞬の溜めをとてもカッコよく見ていました。
見事にブン投げるロビンソンの有志と、見事に派手に投げられる鶴田の姿は、
テレビのみならず、各プロレス雑誌に掲載され、
迫力満点のそれらの二人の姿は脳裏に刻まれています。
https://tosboi.com/illustration/13173/
しかし、真夏で、冷房のない会場で、リング上は灼熱状態・40度を越えていたとも言われていて、
灼熱地獄の中での65分フルタイムの死闘の末、試合が終わった鶴田のリングシューズからは水のように汗がこぼれた、と後日聞いたことがあります。
やれ暑いからだの何だの言って、やるべきことをやらない自分を知っているだけに(苦笑)、
ここでも、やはり、二人ともプロ中のプロだったのだろう、と今更ながら敬意すら持つわけです(苦笑)。
一本目のロビンソンのフォール動画はコチラ
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「自分で自覚したい価値」と「相手が認識する価値」の乖離(笑)
久しぶりにスーツでした。
ドレスコードは「経営者らしい服装」ということでしたが、
いつもよりはユルい場の前提はあったので、そうなると、
私の個人的認識だと、それは、Tシャツに半パン、上着が必要なら革ジャンでいいや、となるのですが(笑)、
(そもそも「経営者」の定義と、「らしい格好」の定義が人によって違うからよく分からん(苦笑))
一応確認してみたら、「さすがに革ジャンはちょっと」という返答だったので、
(当然だろぉな(笑))
じゃあ、一体どんなんが「経営者らしい服装」なんだよ、となるわけで、
ジャケット・パンツスタイルにノーネクタイというのはイメージできるんだけど、
私がそれやると何だかスゲェ間抜けに見えるからイヤで(笑)、
(じゃあ、それ以外は間抜けに見えないのか?と言われたら、それまでなんだけど(苦笑))、
だとすると、結局、面倒くさいから着たくはないスーツにネクタイという選択しかなくて、
となると、よせばいいのに、クソ暑いにも関わらず、ベストも着用した方がカッコいいんじゃねーか?となって(笑)、
結局、ご丁寧にスリーピースのスーツスタイル(笑)。
会場に着いたら、
「え?ビジネスカジュアルでいいのに、スーツなんですか?革ジャンじゃないんですか?」
と数名の方に聞かれて、質疑応答でも聞かれたりして(笑)、その度に上記すべてを説明して、面倒くさいの二乗にも四乗にも、その連鎖になりました(笑)。
故に、トータルして「スーツは面倒くさい」と認識していることになりますが、
実は、心の中では、
「中身がカッコいいんだから、何を着てもカッコいいんだぜ!」
と思っていて(笑)、でも、
「何を着ていても、やっぱりツヴォイさんはカッコいいですよね。」
とは誰も言ってくれませんでした(苦笑)。
「自分が言って欲しい言葉」と、「実際に言われる言葉」の乖離やギャップをいかに一致させるか?という果てしなき課題は、
まだ続くのだろうなと思いました(笑)。
そして、それは、経営における、
「自分が自覚している価値」と「相手が認識する価値」においても、その本質は同様とも言え、
だから「経営者」と「勉強会」の要素が合わさり「経営者勉強会」という場なんだろうな、
と一つ勉強させて頂きました(笑)。
ということは、結果論としてですが、
きっと私は経営者勉強会における「経営者らしい服装」を実践していたのだろうから、まぁいいや、と結論づけています(笑)。
ツヴォイ式お絵描き138「ディック・マードック」01
「ディック・マードックvsアブドーラ・ザ・ブッチャー」(1983年7月7日・大阪府立体育館)
での最大の魅せ場、マードックが放った18番の必殺技「ブレーンバスター」!
83年ですから、私が高校3年生でしたが、当時の新日本プロレス(テレビ朝日)の編成は、
空前のタイガーマスク人気や、前田日明の凱旋帰国、長州力の維新軍や、ラッシャー木村のはぐれ国際軍団、といった日本人対決が主流、そして第一回IWGPの開催といった内容が主体になっていました。
個人的には、その展開がややつまらなくなっていた中、この対決が突然組まれ、
私にとっては、この二人が全日常連外人時代からの夢にまで見た夢の対決でしたが(経緯は省く(笑))、
なんと、テレビ中継がないという、とても残念な気持ちだったことを覚えています。
後年になってアーカイブ動画で確認することができて、生きていて良かった(笑)と、やや大袈裟に思うわけですが(笑)、
まさか、こんなブレーンバスターが炸裂していたとは驚きでした。
前出の、ドリー・猪木のブレンバスターは、ブッチャーの巨体を持て余し、横に流れている(それが普通だろ(笑))のに対し、
このマードックのそれは、正しくストレートに後方に投げて「は」います。
ところが、やはりブッチャーが余りに重すぎたのか、汗ですべったのか、途中で腕のロックが外れ、
ブッチャーの頭が真っ逆さまに打ち付けられ、側頭部からマットにのめり込みます(苦笑)。
これぞ、シャレにならない本物の「脳天砕き(ブレーンバスター)」!!!にド肝抜いたわけです(笑)。
さすが、ブレーンバスターの大御所マードックというのもそうですが、
この後も、そのまましっかり試合を成立させるブッチャーには、もっと驚かされました(笑)。
二人とも、さすがプロですね。
プロの日頃が「何たるか」の証明は、正しくこういう時に現れるのだと、変なとこで見直し、自分もそうありたいと学ばせて頂くのです(笑)。
やはり、プロレスには人生の学びがある、と私は思っています。
ブッチャーをブレーンバスターで投げたレスラー3人の比較はコチラ
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1975年のドリー
1979年の猪木
1983年のマードック