体験・経験以上の価値は出せないのだろうね
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先日の勉強会の会場の雰囲気や、眩しいライトの感じが、見覚えあるのはなんでなんだろう?と思ってたけど、
以前観た時のプロレス会場だったことを思い出して(笑)、それだけのことで、その場に立って参加している気持ちが、そこまでの時間よりぐっと高まりました(笑)。
記憶というのは、五感によって無意識のうちに様々な要素として記憶に刻まれているわけで、
それは、日頃はしまってあるのだろうけど、ある瞬間にまるでスイッチが入ったように鮮明に蘇り、
そして、それは、本来の目的に対するモチベーションをも変えたり、共感を生んだりすることは多々あります。
そういう意味で、「場」の概念や、設定というのはとても大切だと思っています。
今回は、当然たまたま私が勝手にそう感じただけですが(笑)、
もし自分が、発信する側なら、その場が店舗であれ、ライブであれ、
自分の世界観を体現できたり、よい意味で相手を自分のペースに巻き込むことを前提としたり、
そういうことを意図することが、「らしく」伝えるという点においてとても重要なんだろうな、と思うのでした。
そう考えると、子供の頃に体験・経験した心躍ったことや、その理由を自分なりに理解しておくことは、
独自のビジネスを展開していく上で、改めて大事なのでしょうね。
まぁ、ただ、その日の私の場合は、そのおかげで当時のプロレス会場での想い出だけで、頭いっぱいになってしまって、
本来の勉強会の意図はどっかに行ってしまったのだから、それは本末転倒になってしまったわけですが(苦笑)。