その涙は誰もいらない、その涙は自身に磨きをかけている
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- 坪井式リーダーシップ
喜怒哀楽の感情がどうあれ、仕事の上で人前で感動以外の涙など流すのはやるべきではない。
社会は理不尽である。
想いが通じぬこともある。
立場に美学を奪われることもある。
しかし、だからといって・・・・、
感情に任せて涙するなんてのは、それは子供のすることであり、脅しであり、逃避であり、社会に大人として出ている以上はすべきではない・・・・、という事ぐらいはマトモな社会人なら男女問わず多くの人がもう知っている。
知ってはいるが、それでも溢れ出る涙が抑えきれぬ時はある。
傷ついて、ズタボロになって、あとはもうどう頑張れは分からないほどに、四面楚歌、八方塞がり、孤立無援を実感し、そして、それでも前を向いて進まねばならない時がある。
そんな時に、あってはならないと分かっていても、溢れ出てしまう涙を抑えきれぬ時がある。
あるのだから、あればあったでしかたない。
流せば良い。
流すしかない。
流しながら、真正面から対峙すればいい。
しかし、分かっておくべきである。
君の涙が見たい人など誰もいない。
そんな涙で心動かされる人など誰もいない。
誰もいない。
そして、私は確信している。
その涙は、確実に自分を育てている。
次のステージの糧となり礎となっている。
その涙は、誰も幸せにはしない。
そして、その涙は、君を育てている。
その涙は、自分に磨きをかけ、人として大きくなっている。
その涙は、いつか望む人を幸せにする自らへの育成の証と信じている。
そう信じながら、相手が泣こうがわめこうが、男だろうが女だろうが、年上だろうが年下だろうが、お構いなしに、私は与えられた仕事は遂行し続け、
そして、心の中では、その涙が育つように心の底から願い、そして叫ぶように応援している。
君の人生を願って、ドライに、そして自分事と同じくらいに感情移入して応援している。
応援している。