ツヴォイ式お絵描き040「スティーブ・マックイーン」08
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グダグダのスカスカの人生しか送っていない(苦笑)私にとって、
プロとして、ストイックに仕事に向かう姿や眼差しというのは、とてもカッコよくて、まんま憧れます。
「ブリット」(1968年・アメリカ映画)
の「スティーブ・マックイーン」演じる、サンフランシスコ警察本部・捜査課・ブリット警部補の役柄は、
セリフを極限にまで削って、演技だけ魅せるという意図が含まれていたそうで、随所にそんなシーンが出てくるのですが、
故に、表情や眼差しの一コマ毎にそういう憧れが詰まっていると思えてしまいます。
マックイーンが「演技」という場に関わらず、プロとしての所作が違和感なくリアルに見えてしまうのは、
その不遇ともいえる生い立ちから、人生を作り上げていく背景に至る、様々な経験と仕事の全てが、リアルな演技に繋がったと、
マックイーン本人の語録からも知って、納得すると共に、
同じ人生と仕事なら、私も両方をリンクさせる生き方が理想であり、やはり憧れになっているのだと思います。
だとすると、グダグダでスカスカな人生を重ねてきた私が醸し出す、ダラダラでスカスカという印象は、
ある意味、しっかりと継承しているとも言えて(笑)、
だだ、しかし、それは果して喜んでいいことなのか、反省すべきことなのかは、いまだよく分かりません(苦笑)。