「ビジネスの独自化」で絶対に外してはいけない優先順位(苦笑)

久しぶりの車での長距離遠征です。

空が広いところに来ると何だか嬉しくなる「もやしっ子」です(苦笑)。

 

午前中に到着したく、4時間の長時間移動になるので、高速道路の渋滞を避けようと、真夜中に出ました。

運転しながらの長時間移動は特に好きなわけでもありませんが、運転しなければ到着はしないわけで、

でも、一人の移動というのは、色んなことを好きなだけ考えることができるわけで、

さらに、それが一人の車となると、考えてることを口に出して言える(要は独り言好き放題状態(笑))という、

電車や新幹線ではできないメリットがあるわけで、

よって、

「ねばならない」ことに、「趣味」や「好き」を組み合わせるという編集をもってして「楽しくする」という、

仕事や経営を楽しくするという本質と同じであるという理屈を成立させることができます。

 

と言うわけで、今日も、気がつくと一人でブツブツ独り言を満喫していたと思うのですが、

気がついたら、独り言そのものに夢中になっていて、

高速道路の途中の分岐点を越えてしまって(苦笑)、下道に降りる羽目になって、大阪の朝の大渋滞に巻き込まれるのでした(苦笑)。

お陰様でアホ丸出し脳天気満開です(笑)。

 

ビジネスにおいて、

本来のビジネスを成立させる為の「論理」だけでは、標準化することによる飽和状態に巻き込まれ過当競争に巻き込まれたり、

効率化を意図すればするほど、それは大手企業の得意分野になのだから不利になるという、

中小零細個人企業の現況は変わらないわけで、

 

だったら我々はどうするのか?という対策の一つとして、

「好き・得意・趣味」を組み合わせて、「独自の価値」を生み出していくという、「編集」があります。

私は、ほとんどの中小零細個人は、この方法でしか向かえないと思っています。

 

しかし、その前提は、あくまでビジネスのおける成果であり、業績アップであることを忘れてはならないと思っています。

ビジネスにおける業績アップの基本はどこまでいっても「最大効率化」です。

まずは「最大効率化」こそが業績アップの前提であると言えます。

社員一人当たりの技術や能力を上げるのは、最大効率化の視点から言えば、単に時間当たりの生産性を上げるという以外に目的はありません。

 

同じモノを生産するなら、コストが安い方が利益は上がるし、

同じコストなら、時間当たりの生産性が上がる方へ行くということです。

だから、企業は機械化したり、AIが社会を大きく変えると言われたりするわけですね。

 

なぜなら、「効率化」こそが利益を生むからで、当然なのです。

それが、冷たいとか、大変とか、何だかんだ言ったところで、それがビジネスなのだから、そういうものだというだけのことなのです。

 

それが前提である以上、まず考えるべきは、ビジネスモデルとして、今この時代に成立するかどうか、

仮に、現有の「資産」や「人材」をもってして最大効率化した場合に、利益が出るビジネスモデルなのかどうかは、

何よりまず先に考えるべきです。

 

私はそう考えているので、業績アップのご相談や、コンサルティングのご依頼を頂いた時は、まずはそこを徹底的にシュミレーションします。

大雑把でもいいので、この論理上の数値で、利益が出るかどうかを判断しておかないと、

その後の「独自性」に向かう「好き・得意・趣味」といった属人的な部分をどんなに組み合わせても、業績は上がりません。

 

何が言いたいか?というと、前提がビジネスである以上、

「組み合わせ」の初動は、

① そもそも、今の時流における利益が出るビジネスモデルとして論理上成立するかどうか?

であるということです。

次に、

② 需要と供給のバランスにおいて、競争優位性がないとしたら、「好き・得意・趣味」という「無駄」をあえて組み合わせることによる「独自化」ができるか?

という順番になるということです。

 

なぜ順番かというと、「好き・得意・趣味」が先に来ると、それは、そもそもビジネスではない可能性が高いからです。

ごく稀に天才的な人もいるだろうし、まぐれ当たりのホームランもあるかも知れませんが、

我々凡人には、その確率はかなり低いと共に、さらにその後の継続が無理でしょう。

 

この順番をそもそも間違えている人は、思ったよりも多いのではないか?と思っている昨今です。

 

楽しくて好きなことばっかりやってて、それを何でもかんでも「独自化」とか言っても、

それは、ただ単に遊んでいることを、あたかも勉強とか研究とか、都合良く言葉を使って、周りの人への正当性を試みているだけで、

本当に「独自化」を目論んでいるかどうかは、その前提となる「ビジネス」の側面で、費用対効果の妥当性があるかどうかでしか測れないのです。

 

ここを間違えると、絶対に利益は出ないし、業績も上がりません。

そもそも業績を上げている中小零細個人の経営者に、

「遊びましょう。一見無駄なことに新たな独自の価値のヒントがあります。」

というのは全く問題ないでしょうが、

そもそもビジネスモデルが破綻して困っている経営者に、

同じ言葉を果たして適応できるんかい?ということです。

そんなことしたら、「破綻と無駄」が組み合わさって、「破綻しても遊んでる」という人になってしまいます(苦笑)。

 

その分別がつかないのが、ブログやSNSの限界のような気がします。

 

だって、ただ遊んでることを、勉強だ学びだと言ってるのか、

本当に遊びとビジネスをリンクさせているのか、

その実態を見なければ全く分かりませんから。

私は、これからの情報発信というのは、そこがとても大事になってくるような気がしています。

 

というような、どうでもいいようなことを何故熱くなって書いているか?と言うと、

そこまで偉そうに言っておきながら、

当の本人は、

① 目的地への移動時間を最も速くする

という前提に対して、

② 独り言を思い切り堪能して楽しむ

と言う組み合わせでモチベーションを上げたはいいけど、

 

気がついたら、②に夢中になって、①が得られなくて、

さらには、高速料金まで余計にかかってしまいました、という、

それが、どれだけアホで間抜けで脳みそお花畑で、ものを語る資格などないんだよ、ボケっ!

ということを自覚しなさい、と目の当たりにしとかないと、また同じことやらかすんじゃないかと不安になって、

こうして客観視しておく必要があるということなわけです(苦笑)。

 

「独自化の編集」は、順番を強く意識するように、自分が一番気をつけます(苦笑)。

ごめんなさい、自分(苦笑)。

絶対アホだ(苦笑)
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