プロなら練習くらいしろよ
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「プロなら練習くらいしろよ!!!!無職の俺でもやってんだぞ!!!」
いまだ、本気だかパフォーマンスだか自分でも区分けがついていないけど、つい最近に感極まって口走った言葉です。
言葉の前に、明らかに(てめー)という( )がついていたし(苦笑)、その場にいた方達は、その感情の声が聞こえていたと思います(苦笑)。
野球入門を読んだり、プロ野球の試合を観れば、プロ野球選手になれるとは誰も思っていない。
プロレス入門を読んだり、プロレスの試合を観れば、プロレスラーになれるとは誰も思わない。
なのに、なぜ、コンサルタントが書いた本を読んだり、コンサルタントのセミナーを受けただけで、プロのコンサルタントになれると思うのだろう?
なのに、なぜ、経営者が書いた本を読んだり、経営者の話を聞いたり、経営者勉強会に出ているだけで、プロの経営者になっていると思うのだろう?
なのに、なぜ、経営者の子供に生まれてきて、年月が経って継承した日から、自分はプロの経営者と自覚してしまえるのだろう?
なのに、なぜ、新入社員で◯◯屋に入社したその日から「私は◯◯屋の誰それです。」と自己紹介するのだろう?
人は何故、業種業態や職位についた途端、その道のプロであると認識してしまうのであろう。
プロ野球選手にはなれなくて、プロレスラーにもなれないのに、でも、他のプロなら何の練習もしてなくても、その日からプロになれると思っているし、プロになった日からも何の練習もしてない。
プロ野球選手やプロレスラーは、試合の時間以外にどれだけ練習するかにかかっているのに、
私達はどうして仕事の時間以外は何の練習もしなくなるんだろう?
稼げないコンサルタントはプロなのか?
食えない役者と、プロの役者は、どこで区分けされるのか?
単年度の稼ぎなのか?
プロの定義とは果たして何なのか?
他人の認識がどうかは問題ではなく、ここに明確な答えが自分に出せない以上、私は、
「代表取締役無職」
の肩書を外さずにいるのだと思う。
前職を退任・退職してから、丸3年が経った。
同業他社になったのならいざ知らず、
新たなステージが何であれ、新たなステージで何かやろうとしている以上、
3年程度ということは、まだその道の駆け出しなのだと自覚しています。
こんな私でも、人前で喋る以上、人前で喋る練習は一人でしてますよ。
時に人知れず。
時に人に見られて、独り言喋ってる変な人と思われながら。
プロなら練習くらいしろよ。