個人の「でるきようになる」ことと「市場価値が高い」ことは別問題である時代の進み方
AI時代になって、過去に優位性があると思っていたスキルは標準化されて、埋もれてしまうことが、より加速するという危機感から、
使っていなかったAIを使いこなして、自分も次のステージに行こうと、
「誰でもできるAI何とか」「誰でも簡単AI何とか」「楽々AI何とか」
と聞いて、新たなステージに行こうと試みたが、
「誰でも簡単に楽々できる」ということは、誰でもできるのだから、
できなかったことができるようになったところで、また埋もれるだけ、という、「誰でも・何でも・すぐにできる」ビジネス環境泥沼時代と言える(笑)。
「できなかったことができるようになる」個人的な前後の成長実感を認識できて、自分には価値があるんだと思い込める価値と、
「他の人よりもできることで貢献する」という市場における優位性の価値は、
全く別物で、混同してはいけない。
いまのままじゃ埋もれるだけだから、
努力して、時間をかけて、ウルトラマンになれたと思ったら、
誰もがウルトラマンになっていたら、市場価値は低くなるのが経済の原則論で、
こう書くと、誰もが理解しますが、でも自分がやってる今のビジネスは、同様だったりして悶絶します(笑)。
ことはもう誰でも分かっているとして、
じゃあ、こんな環境の中で、いかに生き残るかを考えてみると、
①より早く新しいAI機能を憶えて、「まだ誰もやっていないうちに先行して優位性を持とう」とか言って、やり方を教えて、相手が習得できた頃には、
新しいバージョンが出てくるので、以前のバージョンはもう古い、とか言って、また同じことを言って、それを繰り返す、
一般で言うところの「不誠実な情弱ビジネス」の波に乗り切る(笑)。
※リスクは、同じ相手にはいつかバレるので(笑)、新規を取り続けなければならないコストがかかって、要するに面倒くさく、良心の呵責を考えると、まともな精神状態では継続ができない(笑)。
②誰でもできることを、誰もできないくらいの圧倒量をこなし、圧倒量の情報発信をして、他の人よりも目につくことで、
すなわち、「顧客接点を圧倒的に増やす」という原則論に基づいて、寝る間も惜しんで努力し切る。
※リスクは、結局のところ「集中力×継続力」という生産性の原点に戻るので、一つの事をすぐ飽きる落ち着きのない私のような人は難しい(笑)。
できたとしても、「ウザい」とか「うるさい」とか言われて凹むので、無神経か傷つかない強靭な心が必要(苦笑)。
③成熟期の定番である「誰から買うか」パターンに基づいて、少数でも一定の人から圧倒的支持を得る「ファンビジネス」系にシフトし、心の中がどうあれ(笑)、いい人っぽいアウトプット=役者になり切る訓練をする。
※リスクは、演技はやっぱり演技なのでちょっとそっとじゃすぐバレることと(笑)、
「自分らしく」などという個人的感情や価値観は一旦捨てるストレスがある(苦笑)。そもそも人気者ってのは、子供の頃から人気者なんじゃん、という現実に挫折する(苦笑)。
④「もういい、同じ低い成功確率なら、好きなことや、やりたかったことをやり続ける。それで、偶然とか運とか、うっかり跳ねちゃったり、棚からぼた餅が来たらラッキー。」と開き直って、好きでやりたいことだけを延々とやり続ける(笑)。
※リスクは、こういうのはなかなか食えないので、食えない時にどうするか?の選択肢を持っておくことと、
最近分かったのだけど、口では「好きなことやりたい」と言う人に、「好きなことって何?」と聞くと、なかったりするという、言ってる事よく分からない時に、自分のバカさ加減を受け入れられるかどうかの問題(笑)。
くらいしか、私は思い浮かばなくて(苦笑)、
こういう場合は、「何がしたいか」よの、「どのリスクを取るか」を私は考えるので、
だとすると、どのリスクも、私は嫌だから(笑)、
それでも何とかする突破口はないものか?と姑息なことを必死で考えて、
それが見つかるなら、どんな面倒くさいリスクでも取る、と覚悟しています(笑)。