挑戦とリスクと発見と希望と
壇上から、困惑の表情を漂わせながら、何か喋ってるところです(笑)。
3年ぶりリアルセミナーが終わり、長崎県は諫早市から名古屋に戻りました。
この3年は、誰にとっても様々なことがあったはずで、それは私も同じです。
そして、それは、私の中では、3年前のセミナーとは、内容は大きく変わることを意味しました。
大きく変わるというのは、本質部分に関わることなのか、表層の部分に収まることなのか、
その認識は人それぞれ違うことなのかも知れませんが、
少なくとも私にとっては、もう一度双方向から見直さないと分からないという程に大きかったと、準備しながら気づき始めました。
この3年ほど、「変化が常態」であることを認識させられたことはありませんでした。
故に、私にとっては、何から何まで新たな挑戦となる今回のリアルセミナーでした。
「畳」という、初めての業種業態の組合、
全く情報のない、初めてお会いする方々であることは、今までとは変わりなく、
私に会いたいなどはおろか、そもそも私の存在などまるで知らないお相手という、その久しぶりの緊迫、
コロナ禍で調子にのって引きこもり続け、途中、胃ガンの手術も影響して、体力低下をあからさまに実感している状況・・・・、
それでも、1年前からオファーを頂き、男の約束を破るわけにはいかないプレッシャー・・・・、
それら全てが相まって、
今回のリアルセミナーは、直前まで逃げ出したい感情に駆られ続けました。
過去一番だったと思います。
恐らくは、今まで通りであったり、あるいはどんな内容のセミナーであれ、
現地に行ってやりさえすれば、それなりの形にはなったはずだし、
お約束通りのお金は振り込まれるでしょう。
でも、私の美学とか哲学とか、そういう得体の知れない人間らしさとも言える、何かは、
私にそうさせることはしてくれませんでした。
そんな、物事をなめ腐ったようなクソ野郎のようなやり方は、私は誰あろう、自分に許せなかったのです。
大切な組合員の皆さんの組合費用も、補助金も、参加者の参加費も、どれもこれもが、人生の代償ともいえる大切なお金がかかっています。
誰もが苦しんだこの3年の経済活動におけるお金は、他人事ではありません。
要するに、私なりに、という注釈付きではではありますが(笑)、必死というやつでした。
3時間半に及ぶ時間を、いかに、ここだけしかない、かつ、参加者全員が何かを掴み、
そして、私自身にも何かかが起こる期待だけを拠り所に、そのプレッシャーを跳ねのけようとするしか道はありませんでした。
要するに、この世界で、10年経ったところで、まだプロとは言えない領域なのだと認めざるを得ない、
ということなのでしょう。
後で魅せてもらった画像で気づいたのですが、マイクを置いて、会場の様子を観察する、などという仕草をしていたのもすっかり忘れていました(笑)。
セミナー中のこんな仕草は自分でも新鮮です(笑)。
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参加者の皆様に恵まれ、セミナーは無事に終えることができました。
このように、途中から、レザージャケットを脱ぎ捨て、調子ぶっこいて何か喋ってる様から、それは伺えます(笑)。
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その評価は、いつも通り、お相手に委ねられるという原則に変わりはなく、それはお任せするしかありませんが、
ただ、今の私にできる全力精一杯の期間だったことだけは自負できています。
振り返ってみれば、今回のセミナーは、私にとっては、この10年で最大の挑戦だったのだと思います。
終わってみて、クタクタになって、泥のようになって、
帰りながら、帰って来て、
まだ泥のような感覚に見舞われながら(苦笑)、思います。
結局のところ、私は、このセミナーで、
今までとは全く違う、新たで、大きく、多くの、気づきを得させて頂きました。
その発見の数は、予想しなかったほどに多く溢れ出ています。
ちなみに、セミナー当日は夜9時には泥になり、翌朝5時に目覚め、もう一度寝ようとしても、次から次へと脳が巡って、
一人で部屋でセミナーをし始めていました(笑)。
(それはそれで、いつもやっていることらしいですが(笑))
そして、その一人セミナーの内容は、セミナー前には絶対になかった、もしかしたら俺は天才なのではないか?と錯覚できる内容でした(笑)。
私がお金をもらう側でありながら、結果、さらに一番もらったのは誰あろうこの私だったのです。
その一つ一つを整理しながら、小出しにしていきながら、さらに纏めていきたいと思っています。
それはまたオンラインサロンや、このブログでも、そして、新しいアウトプットの場を設けてお伝えしていければと思っています。
新しいことというのは、間違いなくリスクが付き纏います。
しかし、新しいことに挑戦していかねば、何も生まれないのは言わずもがなです。
私にとっては、ここまでの10年を総括し、そして、次の10年に向かう手掛かりを掴む時期でもありました。
それは、重くのしかかっていた時期でもあった中でもあったわけですが、
予想だにしない形で、次の自分の10年の方向の兆しは見えてきたことになりました。
あるプロ野球選手のピッチャーが
「マウンドに登板する時の拍手より、降板する時の拍手の方が大事だ。」
みたいなことを、どこかで言っていたのが記憶の片隅に残っています。
今回、私は新たな形で登板することに必死でしたが、
降板した後・・・・・、
今になって、あぁ次に向かえる希望がもてたと、
自分に対してそう思えていることが何より大きいと思っています。
皆様のお陰です。
主催者の、橋本さん、福田さんはじめ、ご参加頂けた全ての皆さん、
それから、福岡県はもとより、愛知県・三重県・福島県と、遠方からもわざわざ来てくれた私のオンラインサロンメンバーの皆さん、
私には絶対にできないと思えるほどアホ過ぎて(笑)、そっと涙が出ました。
出会えた皆さんに、心より感謝申し上げます。
また何かの形で必ずお返しさせて頂きます。
必ず。
私は挑戦します。