ツヴォイ式お絵描き008「グリース」01
昨日に引き続き、オリビア・ニュートン=ジョンさんですが、元々は映画「グリース」を描いていました。
昨日、これを描いていて「オリビアが上手く描けないなぁ」と思っていたところに、TVのニュースで訃報を聞いて、とても驚きながらショックを受けました。
「グリース」は、1978年アメリカのミュージカル映画。
私は中学校1年生で、ほとんど興味がなかった、
と言うか、主演のジョン・トラボルタはじめ、革ジャンを着たお兄ちゃん達が、踊り狂っている(笑)という印象だけから、
当時はツッパリブーム全盛で、話題にしているのは不良だと思っていて、観るのなんか恐かったっつーの(笑)。
ちゃんと観たのは、それから数年後の20歳を過ぎて、50年代のアメリカンカジュアルに興味を持ってからでした。
トラボルタは、前年の「サタデーナイトフィーバー」の大ヒットから一躍有名になっていて、この映画でもキレっキレのセクシーなダンス大炸裂。
同じチームのお兄ちゃん達も、チーム名の「T-Bards」のロゴを、それぞれのレザージャケットにバックペイントしていて、
ジーンズにスニーカー・ブーツのスタイルや、舞台になっている「ライデル高校」のスクールカラーの赤いスタジャンを着た学生達が出てきたり、
50年代~60年代のアメリカの風景やライフスタイルがよく出ていて全編に憧れました。
今、観ると、どのレザージャケットは素材が悪くペラッペラの印象だったりするので、長年かけて目が肥えてきたということでしょうね(笑)。
ハッピーエンドのラストシーンで、トラボルタ演じる「ダニー」と、オリビア演じる「サンディ」が二人でオープンカーに乗って、
空に旅立つシーンで、サンディが後ろを振り向いて笑顔で手を振るシーンが改めて思い出されます。
夢のある時代の夢溢れる、思い出の映画の一つです。