カンタンな時代にいかに「考える」ことを考えるか?

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「♪カンタン 本日のおとな」って(笑)。

そらま、私の脳の中身はカンタンなんでしょうがね(笑)。

 

世の中、色んなことのテクノロジー化が進んでドンドン簡単になるのは、とっても便利だし、スピードが上がるし、コストが安くなるし、いいことは一杯あるんだけど、

カンタンになるってのは、考えなくて済むようになることでもあるし、他人とのコミュニケーションを取らずに目的達成できるということでもあるわけで、

逆行して第三次産業と呼ばれるサービス産業の就業人口が70%にもなっているこの時代背景というのは、価値観の全く違う他人とのコミュニケーションを余儀なくされる人口の割合が増えるとも言えます。

これは、一方でカンタンになることが増え、もう一方で最もカンタンではない「人との関わり」というものに苦しむ人がさらに増えるのだろうというとも言えるでしょう。

ビジネス論を語り合っている時に、例えば「組織を活性化させるなんてカンタンだよ。」とか、「人のモチベーションを上げるのはカンタンだよ。」とか、「アイディアを出させることなんてカンタンだよ。」とか、「採用なんてカンタンだよ。」「育成なんてカンタンだよ。」と、いわゆる「人」の問題に関してそういうアプローチで話す人が時々いますが、そういう人に「そうですか、そうですか、そんなにカンタンなら、じゃあどうぞやってみて下さい。」となった場合、実際にカンタンにやってみせてくれた場面を見たことがありません。

というか、やってみるという場面までも行かずに、なんだかんだと理由をつけて逃げる、すなわちやってみもしないので、できる・できない以前の段階で放棄というわけです(苦笑)。

考え方としてシンプルにカンタンに纏めるということと、実際に実行してカンタンに実績を上げてしまう、というのは全く違うということですね。

だから、実践者でもない人の「カンタン」という言葉は私は全く信用しません。

女性にモテたことのないような奴が本を読んで「恋愛なんてカンタン、カンタン。」なんつってるのと同じだし(笑)、野球をやったことのない奴が「プロ野球入門」を読んで「野球なんてカンタン、カンタン。」っつってるのと同じですから(笑)。

 

組織が大きくなって階層が増えてくると、何故か組織図の上の方に、実践者でもない人達が溜まってきて、まるで生産性のない「カンタン」君が増えてきます。

そういう人がよく言うのは「いいプレイヤーが、いいマネージャーになるとは限らない。」という言葉ですが(笑)、それは、それこそマネージャーとしての実績が出てからの言葉でしょう。

ちなみに、私はそんなスゴイ人、中小企業では見たことありません(苦笑)。

そういうのがウヨウヨ増えると、もう経営としては相当に危険地帯で、その解決方法を私は知りません。

社長は資本家へと回り、実績のある誰かを社長として招聘できるかどうかになるでしょうか?

 

私は自分が経験してきたことも含めて、ビジネスの現場の色んなことを「難しいなぁ。」と思ってしまう方です。

この思考を「ネガティヴ」というのか「後ろ向き」と捉えるかは人それぞれでしょうが、私は前提として「難しい」と捉えておかないと「考える」ということをしなくなる怖さがあるからです。

「考える」ことを止めたら、私は人としての社会での生産性はもう終わりだと思っています。

どんなに世の中がカンタンになっていっても、私は無理やりにでも、わざわざ考えることを探してまで「考える」ことは見つけておきたいし、それこそが、これからのテクノロジーの台頭により、機械が人間に取って変わっていく世の中で、残されていく人間の仕事のヒントに繋がると信じています。

 

ちなみに「カンタン」と書いてある自動券売機の操作は、私はリアルに難しかったです(笑)。

 

人社会はそんなにカンタンじゃねーよ。
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