成果を出せない経営者の姿を一発で表現できないものか?(苦笑)
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ビジネス書を読んで知識を得て、そんで何もやらない。
セミナーを聞いて知識を得て、そんで何もやらない。
研修に出て感動して、そんで何もやらない。
だから、経営スキルは何も上がらない。
経営スキルが上がらないから、業績は良くならない。
業績が良くならないから、これはいかんと、また本を読んで、セミナーに行って、研修に参加して、
そんでまた何もやらない(笑)。
このサイクルを完璧にこなしながら、見事な破綻への道を着実に進む。
でも、大切な仲間ができた、と言う。
でも、そういう人達と時間を共にし、語り合うのは本当に勉強になるし、かけがえのない財産と言う。
でも、いざ、経営が立ちいかなくなると、かけがえのなかったはずの仲間達は、知らん顔して批判者に回る。
かけがえのなかったはず財産は、何の担保もなく、具体的な援助は一切得られない。
せいぜい、どーした、どーした、どーする、どーする、と心配顔して相談に乗るフリして、
興味本位に聞いてくるだけで、なんか言えば、だからお前はダメなんだよ、と評論して終わり、
挙句、周りの人達に、だからあいつはダメなんだよ、だから、こう言ってやったんだよ、と騒ぎまくられて終わるだけである。
そういうのを目の当たりにして、さぁ、困った。
困った挙句、気がつけば、頼みの綱の、本を買うお金もなく、セミナーに行くお金もなく、研修に行くお金もなくなっている。
この時点で、誰かに相談したところで、誰も助けてくれないし、誰も助けることができない。
これが現実。
勉強は好きだけど、成果に繋がらない経営者にはこのタイプが多い。
残酷な現実を目の前に叩きつけられるまで、夢の世界を漂っている。
それは経営者ではない。
勉強者であり、浪費者であり、研修者なのであり、友達作り者なのである。
反対に、同じ本を読み、同じセミナーに出て、同じ研修に出て、シコシコと着実に成果を出し続ける人は、確実にいる。
その差は何か?
私の経験則のみで言えば、その差は、唯一、
得た知識や経験を、実際に行動に移したか、移さなかったか、だけである。
では、なぜ行動できた人と、できなかった人に分かれたか?
実際に行動に移す前に、得た知識を実際の行動に移せるように、
考えたか、考えなかったか、だけである。
行動せよ、と多くの人は言う。
しかし、実際に行動するには、行動に移すまでに、いかに行動に落とし込めるかを考える時間と思考が、多かれ少なかれ発生する。
その思考するという脳の行動が、億劫で、面倒でしかたないのである。
行動を起こさない人は、行動ができないのではない。
どうしたら行動に移せるのか、考えることができないか、考えていないのである。
という内容を文章にするにあたり、適切な画像はないものか?と模索していたところ、
色とりどりのキレイで素敵な光は浴びるのだけど、寝転がっているだけで、何もしない自分の画像が見事に撮れて(笑)、
あまりのリアルさに、あたかもその通りじゃん(苦笑)、とリアルに感じてしまって、
これは他人事じゃねーぞ、どーしよー、と思えてきてしまって、出さずにいられなくなりました(苦笑)。
分かりました、分かりました(苦笑)。
行動しては考えます(笑)。
考えては行動します(笑)。
他人のことなんてほっといて、自分のことを世界で一番心配していろよ(苦笑)。
しかし、見事に撮れました(笑)。