欲しいものが明確に言える側か?
ストリートライブやってたお兄さんが、
「何か下さい」
って(笑)、鴨川の橋の上から見つけた告知看板にやたら受けてしまって(笑)、
わざわざ河川敷に降りて写真撮った時の画像(笑)。
「何か」って、ホントに何でもいいんかよ(笑)。
書くに至る気持ちは分からんでもないけど(笑)。
ビジネスにおいて、何が欲しくてやっているのかは、それぞれの価値観があるだけに一概には言えないのでしょうが、
自分は何が欲しいのかと、その代わり何を差し出せるのかは、それぞれが明確にしておいた方がいいでしょうね。
私は、ご依頼頂いて、講演やセミナー・経営相談やコンサルティングをさせて頂く時は、
「お金を下さい。」
と言います(笑)。
時々、「私はあなたにお金は払わないけど、あなたは私に時間を下さい。」という人に出くわしますが、それはお断りします(笑)。
いや、実際にボコボコいますよ、そういう人(笑)。
「相手の時間をもらう代わりにお金を払う」というビジネスの原則が分かっていない人。
でも、「いいですよ、お金はいりません。感謝の気持ちだけで充分です。」という人もいるでしょうし、
「いいですよ、お金はいりません。人から求められている自分の存在が認識できるだけでも嬉しいのです。」という人もいるでしょうし、
「いいですよ、お金はいりません。将来、お金をもらえるようになりたいので、その練習をさせてもらえるだけでありがたいです。」という人もいるかもしれません。
実は、私も相手や内容によってそうなることはありますが、それは極めて限られた相手か内容であって、
基本的には「お金を下さい。」であって、「何か、下さい。」とは言いません(笑)。
だから、演奏してた人は太っ腹だなぁ、と思えてしまうのでした(笑)。
そういうことを考えてると、
自分から差し出せるものがあるとして、
それが、他人から依頼されることなのか、自分が出したい欲求が先にあるのか、という一線は、線なれどとても大きな差があるのでしょうね。
人から依頼されることに応える側であれば、その代わりこれを下さいと、相場の問題はあれど、こちらから何かしらを要望できますが、
自分がやりたいことを一方的にやりたい場合は、相手に選択権の全てが委ねられてしまいます。
ビジネスの原則とは、そういうものですから、よくよく考えないといかんのだろうなと思うのです。
「何でもいい」というのは、イコール「何も決めていない」というのは誰もが分かってはいることでしょうが、
でも、「これを下さい。その代わり、私はあなたに何を差出せます。」と明確に言えるか?
人のことはいいとして、私は私で、少しは考えておきたいと思うのでした(苦笑)
というわけで、今日もアホなことやったり言ったりするので、私に、「何か、下さい」(苦笑)。