TOSBOI STUDIOが業界紙に掲載されて考えていたこと
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TOSBOI STUDIO事務所の外装を手掛けてくれた(株)イチゴスタジオの柳瀬社長と久しぶりにお会いしました。
(株)イチゴスタジオHP
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TOSBOI STUDIOステッカー第三版の納品と共に、持ってきてくれたのは、建築業界紙の「POPEYE」(ポパイじゃないよ、ポップアイ(笑))。
「ファサードとサイン」という連載で3ページに渡ってTOSBOI STUDIOの外装を掲載して頂いています。
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私もアホ面丸出しで出ています(笑)。
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昨年の8月にこの外装を施工して頂いて以来、以前に増して公私に渡って多くの友人・知人・お客様が来店してくれて、多くの見知らぬ方々が不思議そうな顔をして見ていきます(笑)。
人というのは不思議なもので、自分は周りから目立ちたくないという心理があると同時に、他人には自分にメリットのある個性や独自性を求めます。
同様に、他人のビジネスや商品には自分にとってどんなメリットがあるのかという個性や独自性は求めますが、自分の発信は目立ちたくないという心理を持ち合わせます。
実は、これは、動物にとって極めて普通の心理らしく、動物というのは「自分は相手のことを知っているけど、相手から自分は知られたくない。」という心理を常に持っておきたいのだそうです。
動物というのは、弱肉強食が日常ですから、「相手からは自分の存在を気づかれずに、自分は相手の存在を知っている。」というのは、食う方も食われる方も自身の生存に関わる問題ですからね。
人間も動物ですから、例えば、クラスや同僚で付き合っている男女がいたとして、本人達は気づかれていないと思っていても、こっちは知っていたり(笑)、相手の秘密を相手は気づかれていないと思っていても、こっちが知っている時というのは、何故か精神的に優位になったりしますからね(笑)。
こういうのを「精神的優位性」というのだそうで、私は本やセミナーでの受け売り程度ですが、経験則からいって正しいと思っています。
ビジネスの現場では、相手から自分はメリットのある相手として認識してもらう前提ですから、先に知ってもらうべく行動する、すなわち、精神的優位性というのを逆手にとって、先に相手に自分という存在を知らしめる必要があると思っています。
要するに、「自分という存在を先に世に出せ」と。
これが頭では分かっていても、なかなかできない、あるいは、いつまで経ってもできない人が多い(苦笑)。
やる人はドンドンやり続けて経験と事例を積み重ね進み続け、やらない人はいつまで経っても一向にやらない。
差がついて当たり前なのです。放っておいてもモノさえ置いておけば売れた時代ならまだしも、今や、誰が何を考えて売っているのか分からないようなところから買う人は誰もいません。
実際には誰かはいるのかもしれないけど、それくらいに思っておいた方がいいと言うか、中小零細・個人企業は、それが前提と認識しておいた方がいいと思っている、ということです。
店舗や会社の外装にせよ、販促物にせよ、HPやブログデザインにせよ、私の経験則では、よほどのことをしても大丈夫です。
極端に言うなら、法にさえ触れなければ、何やってもいいとすら思っています。
逆に、よっぽどのことをしなくては、世の中に埋もれて、それはイコール資本の大きな所に負けるということになります。
かと言って、何でもかんでも奇抜で目立てばいいか?というとそういう訳ではなく、そこに「自分らしさ」とか「センス」というのが問われるのでしょうね。
実際、自分を出せば出すほど周りが引いていくいく人というのもいますから(苦笑)、ここがまた難しくて面白い。
そういう意味で、これからは「個人・自社のブランディング」をいかにできるかというスキルとセンスがとても大切だと思っているし、その為の「メタ認知(自身の客観性)」や「編集力」や「伝える力」というのが不可欠な要素になる、と私は考えています。
どんなに自分を出したくないと思っても、仮に出たところで、そもそも、誰も、私のこともあなたのことも見ていませんから(苦笑)。
だって、見てないでしょ? そこまで他人のこと(苦笑)。私、見てませんよ(笑)。そりゃ、ちょっとは見てますけど、一日の大半を費やしたり、人生の多くを占めてしまうほど夢中になって見ている他人なんていません。
そんな程度なんですから(笑)。
なのに、出したくないなんてのは、よっぽど自分が芸能人並みに注目を浴びているとでも思っているのか? と思ってしまいます(笑)。
私の場合は、今やっている程度までなら、今のところメリットはあれど、デメリットは記憶にありません。まだ足らなくて、どうしていったらいいか?と悩んではいます(苦笑)。
いかにウソ無く、過不足なく、でも自分らしく、かつ魅力的に伝えていけるか?
これは、ビジネスの現場にいる以上、探求のし甲斐のあるテーマだと思っています。
お仕事やめたら、静かに、ひっそり、誰にも知られずに、勝手に好きに適当に生きればいいのですから、まぁ、今のうちでしょう(笑)。
(株)イチゴスタジオ・柳瀬社長とお話ししていると、このあたりの感覚というかセンスがとてもいいのだろうなぁ、と思えることが多くて、あと、大胆さと繊細さのバランスがとっても良くて、面白くて刺激を受けます。
まぁ、だから、世の中に無数にある業者さんの中から依頼させて頂いたんですけどね(笑)。
だから、こうして公に紹介されるというのは、自分事においても、相手事においても、とても嬉しいと思うのでした。
と、まぁ、雑誌をペラペラめくりながら、そんなことをグダグダと考えるのでした(笑)。