「独自性」と「普遍性」の二つを一つにできるかどうかだね
名古屋駅に行く用事があったので、何年か単位で長く(どれくらいか忘れたけど)大改修工事が終わって、新装オープンした名古屋駅前の名物ビル「大名古屋ビルヂング」。
個人的には全く興味がないんだけど、話題になってたり、人が集まってる商業施設とかは見とかないといけないんだろうなぁ、と思って覗いてきました。
私がオッさんになってファッションや流行に疎くなったのか、
好みやスタイルが確立され切ってしまって他のモノに興味がなくったからなのか、
あるいは興味を引かれたり、刺激的で楽しいと思えるだけの魅力的で楽しいブランドや店舗がなくなったのか、
それは、定かではありませんが、
取り敢えず、私には、何が何だかサッパリ分かりませんでした(苦笑)。
私には、どれもこれも全く同じに見えて、区分けがつかない(苦笑)。
流行が定番的な方向に向かっているから特にそうですよね。
定番がもてはやされる時代に、変ったデザインや素材や色・柄で見た目だけの特徴を出そうとすると、まるでチンドン屋みたいになっちゃうから、モノで独自性を出そうとするのは極めて難しいんですよね(苦笑)。
それでも「興味を持ってもらえる」「選ばれる」側になるというのは、
「独自性」と「普遍性」という二律背反するような軸をいかに融合させるかが大きな要素になるんだろうなぁ、と改めて思うのです。
言葉を変えると「独自性」は売り手に関わる人の人間性が大きなヒントになると思っているし、
ここでいう「普遍性」というのは商品の本質とか本物といったところになるんでしょうかね。
流行りの商業施設を見ながら、何が何だか分からない光景に、まぁ、いいや、別に分かんなくても関係ねーし(笑)と片方で思いながら、
もう片方で、自分のビジネスや、他のビジネスに置き換えるとどうなるか考えてしまうのでした(苦笑)。
見解を纏めておきたいと思っています。