「正解」が無くなった時代の成功法則

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先日の商業界ゼミナールで、たくさんの人の前でお話しさせて頂きながら、

まだ30代の頃、私が傘屋の3代目としてもがいている頃に、私もこういう大規模なセミナーに参加していたことを思い出していました。

 

20年程前までは「ビジネスの成功」にはいわゆる正解や答えというものがありました。

どうすれば成果が上がるか?のロードマップというものは既にあって、

すなわちそれは「正解」があるわけですから、失敗をすると、経営者として勉強していない、恥ずかしい、というような風潮があったように思います。

ですから、経営者の「経営の勉強」というものは、どうすれば成功するのか?という正解を知りに行く場であったり、正解を知っている人の話を聞いたり、教えてもらいに行く場というものでした。

正解があるのだから、正解を知っている人が言うことをただ愚直に聞いていれば良かったし、あとは、その通りにやるかやらないかだけが問題でした。

だから、経営者は、正解を教えてもらって、正解を部下に教えて、その通りやっているかどうかだけを管理していれば良い、という感覚もあったように思います。

 

「経営の本質」「ビジネスの原理原則」といった根幹論というのは今も昔も変わらないと思っていますが、

「ビジネスの成功法」という考え方に関しては大きく変わっていて、

いや、変わったというより、無くなったというのが正しい時代に入っている、というように私は考えています。

 

大手企業も零細企業も、キャリアのある人も新人も、誰も正解が分からない時代とも言えるし、

キャリアを積んだ過去の成功の経験則をもっている人も、今日入った新人も、分からないという意味では同じである時代とも言える、

と、私はそう思っています。

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何をやっていいのか誰も分からないのであれば、何かをやって、何に手ごたえを感じ、何に失敗して、何が効果があったのかという、

すなわち、成功と失敗の具体事例をいくつもいくつもたくさんたくさん自分の中にもっている者が成功者の資質となると仮説をもっています。

「この時代、いかに失敗から学べるか?」という集約された一言は、こういうことでしょう。

(同じ失敗と言っても致命的でないことが前提ですがね。)

 

昔は失敗すると勉強不足と言われ、今は失敗しないと勉強不足という(笑)、同じ失敗でも、意味合いが全く違ってきているのです。

ここが分かっておかないと、いつまで経っても「失敗すると恥ずかしい」という、いつの間にか刷り込まれた思考が残り続け、どんどん成果が遠のくという(笑)皮肉が起こります。

そうなると、優秀でいたいという願望、優秀と周りから評されたい願望をもっている人は悲惨で(笑)、優秀でいたいと意図するが故に、失敗確率の高い昨今では行動が鈍りどんどん「優秀」から遠のきます(笑)。

逆に、嬉々として行動し続けて、失敗と成功の事例を積み重ねただけなのに、気が付いたら周りから認められ、依頼が増えるという人も登場しまくります(笑)。

よく言う、「手放すと手に入る」というやつかもしれませんが。

 

さて・・・・、

失敗と成功の欠片をたくさん集めるには、行動の数を増やすことが前提となります。

行動の数しか、失敗と成功の数が貯められません。

「成功数=行動数一失敗数」

です。

 

では、行動数を増やすにはどうしたらいいのか?

そんなもん「好き」なことに決まっています(笑)。

好きで好きで好きで仕方ないことです。

それは、やり続けます。

成果とか、報酬とか、条件とか、そんなこと関係なしに、ただやり続けます。

何度失敗しても、次の工夫そのものが楽しくて、また実験して、さらに課題を見つけて勝手にどんどんやり続けます。

飽きても、失敗しても、挫折しても、またやり始めます。

だから、本人はただ好きでやってるだけでそれ以上何も求めていないのに、

結果として、成果や損得勘定求めてやって奴より、ずっとずっと行動してスキルを上げてしまうというわけの分からない状況になったりします(笑)。

「好き」にはそういうパワーがあります。

 

だから、私は、これからの時代、仕事に「好き」をいかにリンクしたり、組み合わせたりできるかにかかっていると仮説を立てています。

 

私のビジネス論は、純朴な「好き」が軸なっていることは確かなのだと思います。

これをしっかりと見つめて、仕事とリンクさせていこうという思考は、

資本の大小も、キャリアの有無も、全く関係ありません。

それこそ、考えるか考えないか、やるかやらないか、それだけです。

そういう意味で、私は、今の時代はとてもフェアで、チャンスが公平に与えられている時代だと思うのです。

 

そんなようなことを思いながら、そんなような話をさせて頂いた(笑)と記憶しています。

 

そんな仮説や主張がどれだけ参考になったかは分かりませんが、

名刺交換の際の皆さんのお声を聞きながら、それがとっても嬉しくて、この瞬間は私の紛れも無い「好き」の瞬間であり、この快感の瞬間こそが、前夜からの不安で眠れなかった徹夜の苦痛も(笑)全部超えられるのだろうなぁ、と思いました。

 

私を呼んで頂いた笹井編集長はじめ商業界の皆さんと、私のアホ話にお付き合い頂いた皆さんに心から感謝しています。

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