感動はモノの価値変換を生む

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先日の講演で、講演主催社社長の方のはからいで頂いた、企業ノベルティのフリースジャケットです。

リハが終わって、一旦ホテルの部屋に戻った際に、このジャケットと共に、心温まるお手紙が一緒に入った紙袋を見つけました。

恐らく一般では手に入らないであろう限定ジャケットの予期せぬプレゼントに、あまりに感激で、講演最後のシーンでは敬意を表して着用してお話しさせて頂きました。

 

フリース素材というのは、機能的ではあるけれども、比較的新しい素材です。

私の服飾の遍歴は、学生の頃にアイビーやトラッドの洗礼を受け、その後はアメリカ映画やスティーブ・マックイーンの影響から、アメカジ(アメリカン・カジュアル)、アメリカ古着の軍モノやワークスタイル、モーターサイクル系へと興味は深まり、そして、ご存知の方はご存知のように今ではレザー・ジャケットを愛するにまで至っており、言ってみれば、古典的でオーセンティック、ファッションというよりは懐古主義というか古臭いワケです(苦笑)。

よって、温かくて機能的で便利なのは十分分かってはいるけれど、50年代から60年代のサブカルチャーシーンには出てこないフリース素材は、個人的な嗜好からは外れています。

 

しかしながら、この予期せぬプレゼントは、個人的な好き・嫌いの基準を凌駕するほどに嬉しかったですね。

本番を前に、緊張と不安が身を包む中、フリース独特な温かな素材感と、温かな主催者の気持ちに包まれるような気持ちになって、心うごかされました。

よって、私としては珍しく自分で選択していない自分らしくない講演衣装で、しかも最後の場面を選ぶに至りました。

この日の講演は、パフォーマンスも意図していて、場面毎に着替えるという演出をしていただけに、自分でも驚きでしたが、それほどまでに感謝の気持ちを表したかったのだと思います。

 

恐らく、このジャケットは私の中では手元にあるレザージャケットと同じくらい思い入れ強く、そして、宝物になるのだろうと思います。

 

個人的な趣味嗜好・価値観から言えば通常では全く価値のないモノでも、お相手からの想いや、その時の自分にしか降りてこない感情によって、モノとしての価値が、本人にとって大きく変わるのであれば、それは、現代ビジネスの在り方に対する大きなヒントになることを、講演で喋っている本人が、まさかの実体験させて頂くという結果になり、やはり勉強させて頂いたのは私の方でした。

 

T部長、M社長、素敵で粋なはからい、ありがと嬉しございました。

頂いたジャケット、大切にします。

温かで柔らかいフリース独特の着心地に包まれながらの今日の更新です。

宝物が一つ増えました。
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