「考えろ」と人に言う前に、お前が考えろ

20150225-1

私は、人様の家にあるヨーダを口から出すのなら、何がなんでも方法は考えます(笑)。

できるまで、考えて、試行錯誤します(笑)。

しかし、「宇宙はなぜできたのか?それを考えろ。」と言われても、興味はあるものの、ヨーダを口から出すほど根気良く、かつ、できるまで方法を考えるには至りません(苦笑)。

そういう人の心理として、当たり前のことが分かっていない経営トップやリーダーに時々出くわして、空いた口が塞がらないことがあります(苦笑)。

大した会社でもないのに、

「考えるのが経営者の仕事、それをやるのが部下の仕事。」

とか、

「私がやりたいことを、いかにやるか考えるのが部下の仕事。」

とか、どっかの超大手企業の、自分とは何もかも違う立派な経営者の言うことを都合良く鵜呑みにしては、その言葉だけを使って、一番難しいことから、上手いこと責任逃れしようとしている救えない人です。

例えば・・・・、

考えられない人に「考えろ。」と言っても、そもそも「考えかれない」のだから、考えることなんてできません。

そうでしょ?

考えたことがない人に、せめてヒントになるような「考え方」の順序や思考法も教えずに、ただ「考えろ」と言うだけなのは無責任です。

そうでしょ?

そもそも興味すらない人に「考えろ」と言ったところで、自分事のようにとことん考えるようなことはしません。

(私の「ヨーダ口出し」と「宇宙の発祥」の違いの例が分かっていないパターンですね(笑))。

業績が良くてまだ余裕のあるうちは、部下の教育だの何だの理由はこじつけていればいいでしょうが、業績は悪化しているに関わらず、「どうしたら業績が上がるのかを考えろ。」と言うのは、あまりに無責任です。

中小零細企業は、もともと人材が手薄なのが前提です。

そもそもがトップより能力や器が大きな人が社内にいないというのが前提と思っていいでしょう。

そんなスゲー奴は、中小零細企業には入ってきませんから(苦笑)。

仮にいたとしても、いつか見切って辞めていきます。

そういうことは、頭では分かっているはずなのに、トップ・リーダーが、なぜいざとなったら考えることができないか?と言えば、それは、これまで「考えてこなかった」からなんじゃないか?、と、私は思っています。

それなりに歴史のある会社は、それなりに業績を維持してきたから歴史がある訳で、その過程の中で、一世代前に業績を伸ばしてきた人は、好景気の時代の方々となります。

好景気の時代は、①に「気合と根性」があって、②に何もなくても、③に「理念」や「精神性」を取って付けたようなもんでもあれば良かった訳です。

流行りの業種業態や商品さえ見つければ、それを、より速く市場に送り込めば「勝ちパターン」となる訳です。

だから、できるだけ人を集めて、組織と言う名の集団にして、「考える」ことなどせずに、他社より少しでも速く市場に商品を送り込んだ方が勝つ、すなわち、「考える」ことなんてしない方が良かった訳です。

「より速くやれ、より多くやれ、考えるな、走れ、走り続けろ、気合と根性だ。

我が社にはこんな立派で崇高な理念がる。その為にやるのだ。エイエイオー。」

これで良かったんですね。

一に根性、二に気合、三・四がなくても、五に精神。

これで業績は、いや、その方が、業績は伸びたのです。

そういう時代だったというだけで、誰も悪い訳ではありません。

ただし、②の「考える」ことそのものや、その為の勉強や、基礎や、やり方は知らないと自覚した方が良いでしょう。

「そんなことはない!」と怒る方もいるでしょうし、実際に何人も怒らせたこともあります(苦笑)。

しかし、怒り出す人に、「では、業績を良くする為に何を考えているのか、具体的に教えて下さい。」と聞いても、結局のところ答えられないか、何かは喋っているのだけれど何を言っているのか良く分からなかったり、あまりに譲らないので面倒くさくなって、「じゃあ、そうすればいいんじゃないですか?」と言えば言ったで今度はできない理由を何倍も並べたてるし(笑)、もっと言えば、そんなに考えてやっているんだったら、業績は落ちてないっつーの(苦笑)。

自分は、②についてやってこなかったし、勉強もしてこなかったし、考えてもいなかったんだという自覚がない(苦笑)。

だから、バブル期・好景気時からの生き残りはタチが悪いのです(笑)。

①の「気合と根性」がダメだと言ってあるのではありません。「気合と根性」がない者は、社会に出る資格がありません。

大前提であり、最低限必要です。だから必要です。

③の「精神性」や「理念」が不必要だとは言いません。恐らく最後には必要となります。

「最後には」と言うのは、例えば、技術や体力・知力が一流同士で、実力が拮抗した時に、最後の最後にそこで差がつくくらいのものだと思っておいていいでしょう。

例えるなら、フルマラソンを走るのに、①気合と根性は十分で「やるぞ!」と決めて、②何の練習も訓練も勉強もせずに、③あとの武器は崇高な理念だけという人と、①も②も③もやってきた人と、どっちが結果を出すか?、と言えば、そんなもんは明白でしょう。

(ちなみに、私は、ホノルルマラソンと、100Kmウォーキングと、富士山登山で、イヤと言うほど味わった(苦笑))。

私の尊敬する方が、時々、「プロなのに、どうしてビジネスマンだけが、プロとして必要な練習や訓練や勉強を毎日しないか?」

とおっしゃいますが、その通りで、私はそれを②の部分だと思っています。

まず基本となることを学んだり、次に応用することを学んだり、「考え方」の順序を学んだり、それを自分なりに考えて実験したり、試行錯誤したり、そういうことを一定期間と一定量を繰り返しながら、実力がついていくものだと思うのです。

これが、「自分にはない」と自覚したとします。

これはヤバイぞ、と勉強し出したとします。

私の経験則では、勉強したことを自社なりに仮説を立てて、実験して、結果検証して、失敗事例と成功事例を積み重ねて、気がついたら実力が付いていた、となるのは、最低5年、良くて10年はかかる気がします。

あくまで私程度ですから、スゴイ人はもっと縮められるのでしょうが・・・・。

そうなると、そこに気づいた時点の年齢の問題もあって、すでに手遅れという人もたくさんいるでしょう。

そうなると、あとは、自分でやらない選択をいかにするか、例えば、誰か別の有能な人に経営を100%依頼するか、足らないパートを誰かに入ってもらうか、という考え方になってくるのだと思います。

そういう意味で、私個人としては、衰退業態の中で考えざるを得なかった環境にいたり、どう考えても今の自分では無理な目標に挑まざるを得なかった渦中にいた経験は恵まれていたと言えば恵まれていたのしょう。

ただし、ここまで書いてきて何ですが(苦笑)、ここで言う②の部分のスキルが、私に100%備わっていて、人様に教えられる程の力があるか?と言えば、答えはNOです(苦笑)。

経験していく中で、実際にやってきたことはお伝えできますが、絶対に正しいとまで言える方法を教えられるか言えば、私にはこそまでのスキルはありません。

それは自覚しています(苦笑)。

と、自覚した時に、今年50歳になる私の取るべき道は何か?となった時に、私に残された選択は、「好きで好きで大好きなことだけをやり続ける。」ということです。

フルマラソンの例に戻ると、ただ走るのが好きな子は、ただ走り続けます。

走っていない奴よりは、速く走れるようになります。

大好きならば、少々のことがあってもやめません。

同様に、野球が好きな子は、学校の放課中も昼休みも放課後も、家に帰っても、晩御飯食べた後でも野球で遊び続けます。

少々アホでも、ちゃんとした指導を受けられないにしても、普通に野球で遊んでいる程度の子よりは上手くなります。

ビジネスで言うなら、自分のやりたいことや大好きなことを徹底的にやり続けて、最低でも、まず食えるようになれ。

それくらい好きなことをやり続けて、まずは十分に食えるだけの程度にはなれ、ということです。

我々は凡人です。

同じ凡人なら、他人よりも量をこなせば、他人よりも成果が上がって当然です。

他人よりも、やり続けるには、「好き」なことしかありません。

放っておいても、誰かに強制されなくても、昼夜を問わず、勝手にやり続けられるのは「好き」なことしかありません。

個人的には、業界ナンバー1とか、世界一とか、全く興味がありません(笑)。

経験して言えることですが、上場とかも全く興味がありません(苦笑)。

残りのビジネス人生時間を考えると、もう一から勉強していくのは時間がありません。

よって、「好き」で突き抜ける、というのは、自分的には極めて有効で、効果的で、何て論理的なんじゃないか?と自画自賛している訳です(笑)。

でも、今のビジネス環境からすると、それくらいしか残ってない人は圧倒的に多いと思うんですけどね。

まぁ、もうすぐ無職のプータローになって、丸2年が経とうとしている訳ですが、この実験は、限界がくるまでは続けてみる価値はあると思っています。

上手く行けば良し、ダメで元々の発想なので、大したリスクはありませんから、もし上手く行けば、閉塞感のあるビジネス環境において、新しい生き方の一つくらいになれたら、こんなに面白いことはない、くらいには思っています。

てな事を、ヨーダ口出し画像を見て、我ながらアホにしか見えないと思いつつ、ダラダラと考えるのでした(笑)。

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